序曲
LIVE3 KEION フェスティバル
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、俺は笑っていた。
「ついにここまで来たわね。」
「……全力を尽くして優勝する!」
「頑張るよ!」
先輩達は何時にもなくやるきを見せていた。
「行きましょう。決勝、いや、その先の栄光に!」
「「「うん!」」」
俺だって負ける気はねえ!覚悟しとけよ、お前らの歌を喰ってやる!
決勝……
「久し振りだな。刹那。」
「あぁ、久し振り。」
俺はかつての旧友と挨拶を交わした。だが、言うことは1つしかない。それは相手も同じだろう。
「「俺達はお前らの歌を喰いちぎってやる!」」
やっぱりな。俺達は同じことを言ったと思うと鼻で笑って最後の言葉をかけた。
「「勝つのは俺らだ。」」
両者の披露が終わり結果発表の時。
「『KEIONフェスティバル』を見事優勝したのは………」
デデデデデデデデデデデデデ、デデン
「音ノ木坂学院《Guilty of Origin》です!」
その結果を聞いた瞬間俺は胸の中が熱くなって歓喜が押さえられなくなった。
「いよっっしゃぁぁああああ?」
藍那先輩は泣いてる。緋音先輩も。いつもクールな涼風先輩もこの時涙を見せた。
これはある偉人が残した言葉である………
『99%の努力と1%の閃きで天才は生まれる。』
では、天才でないものはどうなのか?
『99%の努力と1%の涙で強くなる。』
これはあくまで自分の推測に過ぎない。その涙は『悔しさ』、『歓喜』、『絶望』どんな涙でも良い。涙は努力した人を強くする。それは俺が昔、体験したから言えることだ。
終わり
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