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SAO二次:コラボ―Non-standard arm's(規格外の武器達)―
chapter2:For the first time of the city(見た事の無い街)
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たら案外ハマったけれど。GGOよりは簡単だけど底が浅い訳でもないし、ノーエイム射撃も出来るし」
「えっ」
「じ、銃声は聞こえませんでしたけど……?」
「射撃用の別エリアに飛んだからよ。発砲音が他のプレイヤーの妨げにならない様に、って」
が……どうやら妥協こそしたが、気に入らない訳でも、使えない訳でもないらしかった。
キリトは少しの間言葉を失ったものの、すぐに立ち直って咳払いをする。
そこから指を立てて告げた。
「よし。じゃあ全員の武器も確認出来た事だし、早速フィールドへ出てみるか」
「賛成! 早く本番でこの子を使ってみたいなあ」
「確かめただけだったし、この銃にもっと慣れなきゃいけないし……異論はないわ」
「満場一致だな!」
頷いたキリトはまずランクの低い、ビギナー達が足しげく通う最初のフィールドを、広場前に置かれていた大きなモニター型地図で確認する。
ワクワクが止まらないリーファと不敵に笑うシノンを連れて、彼自身もまた新しい世界へ一歩踏み出す高揚感から―――――意気揚々と歩き出すのだった。
「すすすす済みません!? おおお遅れちゃいました〜〜〜っ!!」
「「「え?」」」
否歩き出した…………正にその瞬間、背後から聞き覚えのある声が掛けられ、キリト達は一様に脚を止めてしまう。
振り向いてみればそこにいたのはツインテール―――いや、今はツーサイドアップの少女【シリカ】だった。
「シリカ……来てくれたのか?」
「ハ、ハイッ! 今日は予定もありませんでしたし!」
「よかった〜、ログイン出来ないんじゃないかって、あたし達心配したんだよ?」
「何かあったの?」
「そそ、それはですね……」
シリカが言うには―――――何でも前日は宛ら遠足前の小学生よろしく楽しみで中々寝つけずにいて、それでも何とかギリギリ間に合いそうな時間に起床する事は出来たものの、キャラクタークリエイトの自由さにのめり込んでしまい……結果、大幅に遅れてしまったらしい。
ハマってしまったのが原因というだけあって、青を基調とした露出の少ない服の色は丁寧なグラデーションを持ち、髪型もツーサイドアップでありながら猫耳の様な小さいアレンジを施され、身長こそ変わらないが現実の彼女とは似て非なる装いとなっていた。
「確かに髪型も、グラデーションとかも変えられたよね。あんまり拘らなかったけど」
「入れたい場所に入れたわ。折角だし」
「……お、俺は、えっと―――」
「言わなくていいわ。どうせ即行、黒で塗り潰しただろうし」
ぐうの音も出ない “正解” にキリトは黙ってしまった。
そんな彼を見て幾分か落ち着きを取
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