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SAO二次:コラボ―Non-standard arm's(規格外の武器達)―
chapter2:For the first time of the city(見た事の無い街)
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いて行く。
「コンバートは出来ないから、マジ物の“初心者状態”での挑戦なんだよな……何か新鮮だ」
「元々コンバートする気もなかったけどさ」
「……そうしないとエクスキャリバー、消えるものね」
「ご尤も」
そんな会話を交わしながら、GGOとは違う明るさと近未来的様相を持ち、しかし現代の雰囲気は確り取り入れている街並みを眺めつつ、三人は着々と脚を進める。
そして五分と経たず店の前に辿り着いた。
此処で間違いないと確認した後、西部劇にでも出てくるような形をした、古と新の融合する自動ドアを潜り入店する。
「おぉ……何か凄いな」
「……GGOとは、やっぱり違う感じね」
「ALOとはまるっきり違う……」
店内は清潔に整えられたシンプルな内装であり、漢字を崩した様な文字板が壁に掛けられていて、《剣》が元ならば剣が、《銃》が原型ならば銃が、その漢字に対応したプレートの下に幾つも並んでいる。
使い道のトンと分からない道具も幾つか陳列されており、それらの棚のお陰で疑似的な通路と、広いスペースとゴチャゴチャした狭いスペースが自然と分けられていた。
また、《剣》や《銃》にも当然の事ながら幾つか種類があり、プレートの下に全種類そろっている訳でもなく、大・中・小とサイズごとにも分かれている。
「取りあえず個人個人で武器を選んで、そのあと広場で集合しよう」
「了解よ」
「分かった!」
言うや否やキリトは《剣》コーナー1へ、リーファは《剣》コーナー3へ、シノンは《銃》コーナー2へと分かれて、装備を物色していく。
「おっ。御誂え向きに良いのがあるじゃないか」
一番最初に武器を手に取ったのはキリトだった。
ヒエログリフにも似た白い鳥の紋様が幾つも刻まれた、実に彼好みな黒い片手直剣を即座に目に留め、一瞬の迷いすらなく手に取って見せる。
早速確認だとばかりに指でクリックしてメニューを呼び出し、アイテムの詳細とステータス欄を表示させた。
「……あれっ?」
……そこで違和感に気が着いた。
武器の種別を示す[weapon type]の項目には確かに『
one handed sword
(
片手剣
)
』と書かれている―――――のだが、“/”で区切られたその横に『
two handed sword
(
両手剣
)
』とも記されているのだ。
今キリトの目の前にあるのはどう見ても、細長い“台形”な刀身を持った所を除けば、単なる黒色の片手剣。
両手剣の要素など、如何頑張って穴があくほど睨み、眺めてみても、何処にも見当たらない。
と……そこでキリトは先日の件を思い出した。
(そういえばあの動画……ソリッド・
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