マブラヴ
1242話
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けと限定ですればそれなりに難易度は高いわ」
「レモンの言う事も分かるけど、マブラヴ世界の戦力と精霊の卵だけで攻略するってのに、フェイズの低いハイヴを攻略するってのは意味ないだろ。きちんとフェイズの高いハイヴを攻略しないとな……って訳で、マブラヴ世界に攻略して貰うハイヴはソ連のミンスクハイヴ。フェイズ5のハイヴだ」
正直、攻略するハイヴがあるのがソ連だというのは、ちょっと思うところがない訳でもないんだが……幾らなんでも、マブラヴ世界の戦力が揃ってる中で馬鹿な真似はしないだろう。
もしそんな真似をすれば、間違いなくマブラヴ世界からフルボッコにされるのは間違いない。
それと、精霊の卵や数は少ないだろうがメギロート、イルメヤ、シャドウといった存在に手を出したりしようものなら、ソ連との貿易は中止する事になるとでも脅しておけばいいだろうし。
「……なるほど、ミンスクハイヴは人類史上最初に突入したハイヴとしても知られていたな。だとすれば、妙に意味深だが……」
チラリと俺の方に視線を向けてくるスレイに、頷きを返す。
「ああ。シャドウミラーの主戦力を抜きで、基本的にはマブラヴ世界の住人だけで攻略する、初めてのハイヴだ。だとすれば、ミンスクハイヴの攻略ってのがベストだろ。まぁ、精霊の卵も参加させる予定だけど」
その言葉に、苦笑を浮かべたり、笑みを浮かべたり、溜息を吐いたりと色々な表情を浮かべる者はいたが、それに反対する者はいない。
それに、中国側とアフリカ側からは結構オリジナルハイヴへと向けての足掛かりが多いが、ヨーロッパの方はまだまだオリジナルハイヴへと続く道は出来ていない。
まぁ、その理由がヨーロッパに多くのハイヴが作られているからというのもあるんだが。
このミンスクハイヴを攻略すれば、次はヴェリスクハイヴ、ウラリスクハイヴと繋がっていき、オリジナルハイヴの真上にあるエキバストゥズハイヴへと手を掛ける余裕が出てくる。
こうしてハイヴについての話が一段落したところで皆もピザを食べ終わり、食事の方も一段落する。
そうして、紅茶を飲んでいるところで、改めて俺はこの日の重要な話のうちの1つをレモンへと告げる。
「なぁ、レモン。ホワイトスターの兵器生産プラントってどうなっている?」
「兵器生産プラント? 一応進めてはいるけど、まだメギロートとイルメヤ以外は作れないわよ? それがどうしたの?」
「いや、そのメギロートやイルメヤを運用する為の艦を作って欲しいんだよ」
「……ちょっと待って」
俺の言葉に、数秒程何かを思い出すように目を瞑るレモンだったが、次の瞬間には微妙な表情を浮かべて口を開く。
「もしかして、アクセルが言ってるのってフーレ?」
「ああ」
「フーレ? アクセルの話を聞く限りだと、
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