暁 〜小説投稿サイト〜
目が覚めたらカロス地方
第一歩『目が覚めたらメイスイタウン』
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…連絡先、ゼロだけどな

めげずにいこうじゃないか!

そして、気付いたのが、
トレーナーカードに貯金額が
書いてある

えーっと…ひーふー…あれ?

「えぇ…」

ドン引きするほどの額が書いてあった

「うん、見なかったことにしよう…」

あとは手提げ袋の様なバックパックだ
ゲームみたいに物を入れられるのか試して
みたら、バックパックの中に消えていった

…え、消えたんだけど

俺はバックパックの中に手を突っ込むと
俺の手には今入れた傷薬が握られていた

なるほど、原理はよくわからないが、
バックパックに手を入れて欲しいと
思ったものが出てくるのか

…まるで意味が分からんぞ

「まぁ、考えてもしょうがない…
そろそろ行こうかな」

俺はコート掛けに掛かってた
黒い帽子を被る

「シオ、行くよ!」

「ブイ!!」

これからなにが起こって、
なにが待ち受けているかは分からない

でも、前に進もう

今は、それしか俺にはできない




さて、家を出たのはいいが

どこに行こう?

何も考えずに出てきたからもちろん
旅の内容はノープランだ

ちなみにシオは俺の足元にいる

ひとまず噴水が見えたので、
近くに行く

そこには看板があり、内容は

『ここは メイスイタウン
川面に よりそう 町』

どうやらガチでメイスイタウンっぽいな
この噴水広場も見覚えがある

「…どこ行こっか、シオ」

「ブイ…」

早速途方に暮れた俺達だが、
目の間で事件が起こる

「キャー!?私のスボミー!?」

「!?」

俺は悲鳴が聞こえた先を見ると、
なにやら赤いスーツを着た
変なファッションの男がこちら
に『スボミー』を抱えて走ってくる

ポケモンの誘拐!?
いや、考えている場合じゃない!

「シオ!」

「ブブイ!」

「『たいあたり』!」

シオは助走をつけてから
赤いスーツの男の脛辺りに
たいあたりをぶちかました、うわ痛そう

「ギニヤァアアア!?」

「今だっ!」

俺は男が手放したスボミーを
取り上げて、距離をとった

「よくやってくれた、シオ」

「ブイッ♪」

どんなもんよ、と言いたげなシオだ

すると、男が脛を抑えながら
こちらを睨んできた

「テ、テメェ…よくもやってくれたな」

「子供の頃にママに教わらなかったか?
『ひとのポケモンとったらドロボー』
ってな!」

「テンメェ!!行け!ヘルガー!」

スーツの男が出したのは『ヘルガー』
『あく』と『ほのお』の2タイプの
力を持った強力な
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