暁 〜小説投稿サイト〜
目が覚めたらカロス地方
第一歩『目が覚めたらメイスイタウン』
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っているのは、

ボサボサで伸びっぱなしだった
黒髪は綺麗な銀髪に変わり、

死んだ魚の様な黒い瞳は
まるで海の様に綺麗な碧眼

お世辞にも整った顔では無かった
不細工面も、まるで人形の様な幼顔
に変わっていた

「誰だよ…いや、俺…なのか?」

閑話休題(そこからいろいろあった)

俺が目を覚ましてから1時間後、
色々な事が分かった

まず俺がいる場所、此処は
『カロス地方』『メイスイタウン 』

タンスの中にはポケモントレーナーを
表すトレーナーカードが入っていた

ここでの俺の名前は『ルーク』
決して吸血鬼の兄でもなければ
レプリカでもない


…さて、つまりは…だ


「俺は転生したのか?」


というかそれ以外考えられない
だって夢にしてはリアルすぎる

さっきだってうっかりタンスの角に
小指を思いっきりぶつけたが、
めっちゃ痛かった

あまりにも痛すぎて悶えてた俺を見て
イーブイがめちゃくちゃ心配してた、
超可愛いです

「…1人で考えててもしょうがない、か」

俺はクローゼットから適当な服をあさり
それを着込んだ、全体的に黒いが、
まぁいいだろう、それはともかく

「…イーブイ、お前も来るか?」

「ブイッ♪」

イーブイは当然♪と言っているかの様に
返事をした

「そっか…じゃあ、これからよろしくな
イーブイ…じゃあ味気ないから名前でも
考えるか?」

「ブイ!」

イーブイは嬉しそうに返事をした

名前…名前かぁ

イーブイ…

「じゃあ…『シオ』はどうだ?」

「…!ブイブイッ!」

イーブイはとても嬉しそうだ

ちなみにシオ、とは
フランス語で『仔犬』という意味だ
イーブイにぴったりだろう

発音はシ↑オ↓ではなく、
シ↑オ↑だ、前者だと塩になるからな

さて…イーブイの名前も決まったことだし
…いわゆる旅の準備、か

…なんだろう、すっごく
ワクワクしている自分がいるぞ

三十路間近のオッサンが若返って
ポケモンと一緒に旅(?)か…

年がいもなくワクワクしてきたぞ!

まぁ見た目は15かそこらだろうけどさ

俺は再度家を物色すると、
色々な物が見つかった

まずはポケットモンスター定番の
『ポケモンずかん』だ

形的には…多分xyのポケモン図鑑だと
思うけど…

「いろんな機能ついてんなぁ…」

まずは『全国図鑑』
そして『ラジオ』に、これは…
『がくしゅうそうち』…マジか、
あとは『タウンマップ』機能か

あと見つけたのは『ホロキャスター』
これは現代でいう携帯電話みたいなもんだ
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