序曲
LIVE2 音ノ木坂学院
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目は長い黒髪で瞳の色は翡翠、それに眼鏡をかけていて知的な雰囲気が出ている。体型は凹凸がはっきりしている。それにしても、あの顔どっかで見たような………
「次、刹那の番だよ。」
俺が考え事している間にもうそこまで来ていたのか。
『………です。よろしくお願いします。』
次は俺だな。
「高坂刹那です。趣味はガンプラ作りです。よろしくお願いします。」
俺の自己紹介が終わると後から先生が付けたしをしてくる。
「刹那君は今日からこの学校の共学化のテスト生として皆さんと過ごします。学校唯一の男子だからといって変なことをしないように。」
『『『はーい。』』』
変なことって何されるの?ここってそんなに危ない学校だった?
「では、次の方お願いします。」
「はい。高坂穂乃果です。趣味は特に無いけど特技はお饅頭作りです。よろしくお願いします。」
穂乃果の自己紹介から少し経って次は海未の自己紹介に入る。
「園田海未です。特技は武道全般です。よろしくお願いします。」
海未の自己紹介から結構経ってことりに移る。
「南ことりです。特技は裁縫です。よろしくお願いします。」
ことりの自己紹介が終わったところで丁度チャイムが鳴り入学式に移る。
「皆さん、音ノ木坂学院にご入学おめでとうございます。本校は………」
入学式の定番といえば校長とか理事長の長い話。これって眠くなるんだよなー。
それから一時間が経過し退屈な入学式は終わる。そして、お昼休み………
「海未ちゃん、ことりちゃん一緒に食べよ!」
「はい。」
「良いよー。刹那君も一緒にね。」
クソッ、屋上に行って一人で食べようとしたのに!
「今日の海未ちゃんのお弁当って何?」
「今日は普通のお弁当ですが?」
そう言って見せたのは白いご飯に卵焼きにハンバーグにサラダと
いったごくごく普通の弁当だった。因みに俺と穂乃果の弁当は菓子パンとほむまんでことりの弁当は海未のような弁当だった。
「ねえ、海未ちゃんの卵焼き一個ちょうだい!後でほむまんあげるから。」
「良いですよ。はい、アーン。」
「アーン」パクッ
「どうですか?」
「凄い美味しい。」
「刹那も食べますか?」
「いや、いい。」
この歳になってアーンって恥ずかしくて出来ねえし。
「そういえば、午後って何すんだ?」
「学級委員を決めて終わったら部活見学だそうです。」
「ふーん。お前らは何に入んの?」
「私は弓道です。」
「ことりは裁縫部かなぁ。」
「穂乃果は剣道かな。」
「お前らはもう決めてんのか。」
「刹那君は何やるの?」
「軽音部か模型部だな。」
キーンコーンカーンコーン
「あ、チャイムが鳴った。じゃあ、また後でね。」
それから、学級委員を決めて(委員長:海未)クラスの目標などを話し合った。俺いつも思
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