序曲
LIVE2 音ノ木坂学院
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「おっはよう!海未ちゃん、ことりちゃん。」
「おはよう。海未、ことり。」
「おはようございます。」
「おはよう。穂乃果ちゃん、刹那君。」
俺たちは挨拶を交わし登校する。海未というのはいっつも真面目だがどこか抜けてる部分がある面白い奴で、ことりというのは天然だが裁縫がくそみたいに上手いっていう奴だ。俺の周りには面白い奴がいて毎日が楽しい。
「そう言えば、刹那はなぜ音ノ木坂の共学化テスト生を受けたのですか?話によるとUTXからも誘いが来ていたようですが…」
「んー、そうだなー。まぁ、簡単な話だけど面白そうだったからだな。」
「「「本音は?」」」
『よく学園もので主人公が体験するハーレム状態というものを味わってみたかった。』なんて言ったら海未に殺されかけるな。ここは適当に誤魔化しとくか。
「お前らといた方が楽しいし。」
「「ウッ?/// 」」|
えっ?何で海未とことりは照れてんの?
《海未の中の妄想》
『お前らといた方が楽しいし。』
刹那は私達といた方が楽しいと?こ、これは告白なのでしょうか?いや、一回落ち着くべきです。これは私の妄想です。絶対そうに決まっています!
《ことりの中の妄想》
『お前らといた方が楽しいし。』
ちゅん?刹那君がことりといた方が楽しいって言った?こ、これって告白?…………じゃないよね。
《穂乃果の中の思い》
はぁ、また始まったよ。海未ちゃんとことりちゃんってたまに妄想する癖があるんだよね。それを思いっきり鈍感な刹那が刺激するからますます酷くなってくんだよね。全く、困ったものだよ。
学校にて………
「ねえねえ、もうクラスが発表されてるらしいよ!」
「そうですか。では、行きましょうか。」
「ことりは皆と同じクラスが良いな。」
俺は離れたいな。
「あっ、皆と同じクラスだよ。もちろん、刹那も。」
チックショー!何でだよ!あの理事長は何がしたいんだよ!幼馴染み3人と同じクラスってありきたりすぎんだろ!幼馴染みのハーレムってか?ったく、あの理事長は何がしたいんだよ………。周りを見回してみるとたくさんの女子生徒がキャピキャピはしゃいでる。なんか、苛立ってる自分が虚しく思えてきた。
「あ、刹那君って穂乃果ちゃんの隣なんだね。」
はぁ……ま、同じクラスになった時点で分かってはいたけどさ、もう少しどうにかなんなかったのか?
「よろしくな。」
「うん!」
俺が席に着き10分が経つと先生が来て出席をとり朝のHRを始めた。
「今日からこのクラスを担当する如月夏帆です。これから一年間よろしくお願いします。」
『『『よろしくお願いします!』』』
「では、窓側の席の方から自己紹介をお願いします。」
『はい。私は安藤夏帆です。趣味は………』
先生の自己紹介が終わり次は生徒の自己紹介に移る。先生の見た
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