暁 〜小説投稿サイト〜
ウルゼロ魔外伝 GANTZ/ULTRASEVEN AX
仁-セブンアックス-
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ン星人とかヒッポリト星人ならともかく
…ネギだよ?食品だよ?お野菜だよ!?
なんで食品名がそのまま星人の名前として成立してるの!?ウルトラの歴史で初めてですよこんなアホらしい名前の宇宙人!
誰かのいたずらじゃないのか…?
と、僕の意思を無視するかのごとく、黒い球から引き出しが突然飛び出してきた。引き出しには銃がたくさん取り付けられていて、内部にはスーツケースがセットされていて、なんだか穏やかじゃない。そのスーツや銃も透視を試みたけど、見通すことはできなかった。この黒い球に対する一つの憶測が確信に変わった気がした。
ふと、スーツケースの一つに自分の名前が刻まれていることに気づく。しっかり『ジン(?)』と名前が書かれている。…(?)って何さ。
それにしても、スーツを取り出したときに見つけたんだけど、黒い球の中にいるこの男(?)みたいな奴は一体誰なんだ?呼吸器をつけたままじっと眠りについていて動こうとしない。この装置の本体なのだろうか。
すると、なにやら周囲がざわつきだす。ヤクザのおっさんの一人が、頭からみるみるうちに消えている。命の鼓動は感じる。恐らく消されているのではなく、転送されているのだ。他にも次々と人や犬が消えていく。
この黒い球体の伝えたとおり、ネギ星人とやらを倒して来いということか。己の勘に従って、僕もスーツを着て黒い球体の転送を受けた。スーツは体にぴったりのサイズだった。まるであらかじめ今の僕の体のサイズを知っていたような感じに、少し気持ち悪さを覚えた。
外に転送され、僕は日本の住宅街に立った。玄野って人が転送前にスーツを着損なったせいで真っ裸で出てきたときは少し驚かされたが、今はそんなどうでもいいことを気にしてる場合じゃない。
すると、西と名乗っていた少年が何かを話し出した。これは賞金を賭けたゲームだという。それも星人の命を狩ることを目的としたものだ。内心僕はかなり不快感を抱いた。
命を駆るゲーム。それはつまり、命をもてあそんでいるも同じだ。でも、あの少年や彼に踊らされた人たちの目に、それらを重んじる心が見えなかった。あっさりと踊らされ、ヤクザのおっさんや顔がイケてる以外とりえのなさそうな兄さんたちはそのまま走り去っていった。鈴木って名乗っていた人は興味なさそうに帰っていった。
父さんは、絶望的なものを目にして、絶対に目を閉ざすな…と言っていた。その上で弱気物を守れと教えられた。でも、こんなのを見ていたらその気さえも消えてしまいそうになる。
でも、加藤さんみたいな人もいることを思い出すと、どうしてもその気が消えないまま残る。
そのネギ星人なんて変な名前の星人を倒す理由が僕にも無かった。けど万が一ってこともあるから、玄野さんたちを送り届けたらもう一度ここに着てみることにして、加藤さんたちに同行した。
と
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