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ウルゼロ魔外伝 GANTZ/ULTRASEVEN AX
仁-セブンアックス-
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えず父や祖父が名乗っていた人間としての名前を元に、適当に偽名として『平賀ジン』を名乗った。
で、適当な感じで自己紹介が終わると…驚いたことに裸の女の子が湯に濡れた姿で姿を現した。
…言っておくが見てはいないからね!!
人間の姿の僕とほぼ同じ年齢の学生に寄りかかる形で女の子が落ちてきたけど、全然羨ましくなんかないぞ!
まぁそれはともかく、ヤクザのおっさんがその女の子が目を覚ました途端彼女を引っ張って言って…
うん、宇宙警備隊養成学校でもたまにいるって聞いてた。同じ人間相手に酷いことができる腐った人間がいるって。メビウスとかが特に酷い目にあったって聞いてる。正直そんな人間がいると聞くと、僕たち宇宙警備隊の者は当然のごとくモチベーションがダウンする。光の国の教科書にも悪名高い人間として名を残したその「ヒルカワ」って男を直接会って殴り飛ばしてやりたいくらいだ。
だから、この目の前のヤクザのおっさんを防衛任務とかそっちのけに、己の正義感にしたがってそいつをぶん殴ってやりたくなる。でも、僕の養成学校ではそんなことは絶対にしてはならないタブーだとされていた。
でも、だからってとめないままでいるわけに行かない。目の前で汚されようとしている女の子を放っておくことは流石にできなかった。そう思って僕が自ら出ようと考えていたら、代わりに加藤ってガタイのいい人が「…よし!」と気合を入れ、ヤクザのおっさんと女の子が消えた玄関へ向かって言った。
直後、おっさんのわめき声が聞こえた。「クソガキ!!」と罵声を浴びせながらヤクザが暴れるのをとめる加藤さん。腹を殴られた彼を見て、これ以上は見過ごせなかった。正しいことをした人が馬鹿を見るなんて、それこそばかげてる。
「やめてください。そもそも彼女に乱暴しようとしたあなたが悪いじゃないですか。警察に突き出しますよ?」
だからそのヤクザのおっさんの手を掴み、壁に向けて一発殴り飛ばしてやった。
って、思った以上におっさんが悶絶してる…。
軽くしたつもりだったけど、ちょっとやりすぎたかな?本当は殴っちゃいけないって言われてるけど…まぁ死んでないからいっか。
で、その直後だった。黒い球体から突然変な曲が流れた。地球の人達はこれを『ラジオ体操の歌』とか言ってるけど、なんだろう?
すると、球体の表面がモニターとなって怪しげな文章を表示する。
てめえらの命はなくなりましたとか…本来違う星の存在である僕から見ても、この日本語の文章はおかしい。『さ』が裏返してるように『ち』って書いてあるし…。
そして、いかんせん胡散臭さを漂わせるものが、文章に変わって表示される。
なにやら異星人の情報が画像つきで紹介されているようだけど…
(ね…ネギ星人?)
正直面食らった。だって…バルタ
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