暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?-Aそれは愉快痛快で〜Cheerful chivalrous thief〜
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、ステーションに着いてすぐに売店で何かを買おうとしてたから止めたばかり。大食いなのは別に構わないのよ。でもね、一番許せないのが、どれだけ食べても太らない、なんていう女の子なら誰もが羨む体質持ちだってこと。って、今はそんなことより・・・。
「今の男の人を追うわよ」
「なんで?」
「感じたのよ。あのリュックの中から・・・神器の力を!」
あたしが持ってる黄金の腕輪型神器・“ドラウプニル”のおかげか、神秘を感じ取れやすくなってる。クラリスは「ジンギ・・・? 仁義?」小首を傾げる。そっか。公にはロストロギアって発表されてるんだっけ。
「ロストロギアよ。リンドヴルムの残してった最低最悪の置き土産」
「っ! 危険な物だってことは良く解った。そういうことならタダで手伝うよ」
クラリスも事の重大さに目をパッチリさせた。尾行術は捜査官研修で一通り学んだから、そうそう気付かれることはないとは思う。とりあえず「クラリスは部隊長に連絡入れて」あたしとクラリスの始業時刻まであと1時間もない。万が一遅刻しても叱られないように事情を伝えておかないと。
「こちらミッド北部ミラ地区・陸士211部隊、アリサ・バニングス二等陸士」
『こんにちは、アリサ。・・・って、この感じ・・・。アリサ。まさか・・・神器関連の連絡だったりする?』
通信した相手は機動一課の分隊長の1人、フィレス一尉(クラナガンの悪夢以降に昇格した)。他の分隊長や部隊長でも良いんだけど、やっぱ親しみがあるフィレス一尉の方が通信しやすい。
「そのまさか、です。神秘を感じたんで連絡しました。現在、同隊のクラリス二等陸士と持ち主らしき人物を尾行中」
「どうも。フィレスさん、お久しぶりです」
『久しぶり、クラリス。それでアリサ、神器がどう言った物かは・・・?』
「視認できてません。でも感じたんです」
『・・・うん。とにかく人手を送るから、応援と合流するまでは変に手を出さないこと。万が一気付かれて逃走されそうになった時は、こちらで移動魔法の許可の手配はするから全力で追って』
「「了解!」」
敬礼で応える。モニターが消えて、『一番早く合流できるのはチーム八神ね。チームテスタロッサも遅れて合流予定』念話みたいな脳内通信に切り替えられる。さすがにモニターを引き連れての尾行なんて速攻バレるからね。それにしても応援がはやて達って。シグナムもヴィータも完全復帰してるし、戦力としては十分過ぎるわよね。あたしとクラリス(ドラウプニルが無いから元より戦力外だけど)の出番が無さそうだわ。
『アリサ、クラリス。ターゲットの写真を送って。こちらで身元を照会するわ』
あたしとクラリスは十数m先を歩くターゲットを尾行しつつ、フィレス一尉の指示に従ってターゲッ
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