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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL7 VSヴィータ
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「轟天爆砕、ギガントシュラーク!!」












「衝撃的だった………」

巨大なハンマーに潰され、勝負は終了。あまりの衝撃に反応出来ず、無防備のまま受けてしまった。

「……まあそれだけじゃないが」

ラグナルを手に取り、見つめる。あのお喋りな声は嘘の様に無言を保っている。

「おい」

声を掛けても返事がない。

「だんまりか?だったら後で博士にお前の人格を削除してもらって、その代わりを新しく……」
『すみません、聞いてます!聞いてます〜!!』

流石に冗談だとは思わなかったのか、観念して応えてきた。

「それがレイの新しい能力ですか?」
「シュテル」

シュテルが呆れた顔で俺を見てくる。

「凄いだろ?」
「ええ。魔力切れを起こすまではですけどね」
「うっ………!!」

返す言葉も無い。

「しかし凄かったで!!お兄さんもユニゾンリライズ使えたんやなぁ!!」
「ユニゾンリライズ………?」

はやてから聞いた、聞きなれない言葉に俺は首をかしげた。

「簡単に説明すればパーソナルカードに更にリライズする戦闘方法です。私も使えますが、まだ使えるのはごく少数ですね」
「………何で俺使えるの?」
「それはこっちが聞きたいですよ」

シュテルの言う通り、シュテルが知っているわけがない。

「………もしかして初めて使ったのか?」

それを聞いたのはシュテルでもはやてでも無い。

「ヴィータ、サンキューな。ハンマーは少しトラウマになりそうだけど、楽しかったわ」
「そんなのどうでもいい!!初めてのスタイルで戦ってたのか!?」
「そ、そうだけど………」

鬼気迫る勢いに圧倒されながら答える。

「ぐっ………次も絶対に勝つからな!!」

そう言ってヴィータは行ってしまった。

「何だ?」
「多分悔しかったんやろな………まさかあそこまで追い込まれるとも思っていなかったと思うし、何よりダークマテリアルズの関係者やったから………」
「それが何か関係してるのか?」
「………ヴィータはダークマテリアルズの面々、特にシュテルに関してはまだ一度も勝ててへんからなぁ………それも相まってどうしても感情的になると言うか………要するに負けず嫌いなんや」
「そうか………」

そう言う性格は嫌いじゃない。

「だったら俺も負けない様に頑張らないとな。………取り敢えず、先ずはこいつに使い方や技を詳しく聞かないとな。………それに魔力切れの原因も知っとかないとまた同じ事になりかねないし」
「そうですね。………それとレイ、その子の名前は何て言うんですか?」
「名前……………そう言
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