暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL7 VSヴィータ
[5/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
っていた鉄球の玉が再び襲いかかってくる。

「くるか………!!」

腕でガードしようと腕を前に出す。腕にも黒い装甲が動きを阻害する部分以外しっかり付いていた。

『心配ご無用!!フィールド展開!!』

そう言うと身体全体を守る様に何かが展開された。透き通るその膜の様なものはヴィータの飛ばした鉄球を受け止め、消滅させた。

「なっ!?」
『見たか!これが私の防御フィールド、ディストーションフィールドだ!!』

先程まで対応するのに苦労したヴィータの攻撃をいとも容易く防いだ。
これは予想以上に凄いものなのかもしれない。

「くそっ、だったら!!カードロード!!」

ヴィータは効かないと分かると、すかさず先程使ったラケーテンハンマーを再び使ってきた。バーニアの点火と共に凄い勢いとスピードで向かってくる。

「流石にこれは………」
『ノープログレム!!』

イマイチ過ぎる発音と共に今度は徐々に光に包まれる。

「何だ!?何をする気だ!?」
『ジャンプ!!』

俺の問いに答えず、視界が一瞬真っ暗になった。
そして戻ったかと思えば、先程向かって来たヴィータがかなり遠くにいた。

いや………

「俺が離れたのか……!!」

信じられないが先程居た場所から今いる場所まで瞬間移動したという事だろう。

『驚いた!驚いた!!』
「驚いたよ。まさかこんな事まで出来るとは………」

相手の攻撃を寄せ付けない防御フィールド、そして一瞬で移動できる瞬間移動。防御面では完璧な性能なのではないだろうか?

そして驚く事に魔力が減った様に感じられない。恐らくこの鎧の能力が関係あるのではないかと思う。

「よし、次は攻撃だな。おい焔を出してくれ」
『?何言ってるの?出せるわけ無いでしょ』
「はぁ!?じゃあどう戦えばいいんだよ!」
『心配しなくてもちゃんとあるよ』

そう言うとそれに呼応した様にカードが光り出す。

『先ずは近接戦闘用に魔力刃。手の甲に展開可能!次にハンドガン。魔力弾を連射し発射できるわ!次に両腰のレールガン。弾速の速い直射砲をおみまいするよ。………そしてグラビティブラスト!!重力衝撃砲を相手に放つ、一番強い砲撃を持ってるわ!!』
「おおっ……!!」

やっと詳しく説明してくれたが、特にグラビティブラストは何か凄そうだ。

『ただ武装はこれだけ。焔と違って新しいスキルは追加されないから考えて使って!』
「なるほど………」

恐らく既に備えてある武装のみと言う事だろう。少ないスキルでの戦闘はまだまだ自信はないが、今回みたいな初見の相手ならば上手く戦える筈だ。

(しかしこれじゃあロボットに乗って戦っているみたい
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ