暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜アサシンとなった少年〜
その日、殺人鬼と暗殺者は再びぶつかり合う
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黒剣】さ。」

「暗黒剣.....だと?」

「斬られた相手は痛みを感じる......いいスキルじゃねえか。斬るといい声で鳴いてくれるんだぜ?全く俺に合うFUCKなスキルだとおもわねえか?」

馬鹿な.....SAO内で痛覚は感じない筈......ッ!?

その時、アルズは暗殺剣のカテゴリにあるアサシネートナイフ【殺】を思い出す。

あれは痛みを感じる......なら、他にもこんなスキルがあったとしてもおかしくないはずだ.....

「さあ.....続きと行こうじゃねえか!」

「チイッ!!」

カキッ

二人の刃がぶつかり合う。

「クッ!お前だけは殺しておかないとなッ!!」

「HeyHeyあついねぇ〜兄弟!」

「ハァ!!」

アルズが刀を振り切ると、PoHは後方へ跳んだ。

「クッ!殺すッ!!」

そのままアルズは距離を一気に詰めにいく。
PoHは不敵な笑みを浮かべ、友切包丁(メイトチョッパー)を構えている。

「これで終わりだな、兄弟。」

「お前だけは殺すッ!」

『アルズ君.......』

「ッ!?」

「死んじまいなぁ!!」

PoHが大包丁を振るった。

「クッ!」

一瞬頭に響いた声によりアルズは冷静さを取り戻し、罠だと悟ってその斬撃を躱す。

「セアッ!!」

スライディングで攻撃を躱したアルズはそのまま立ち上がりながら振り向きざまに攻撃を繰り出す。

「グウッ!!」

その攻撃はPoHの背中に直撃した。

「うぅっ......や、やるじゃねえか......」

ユウなのか.......?

____どちらでもいい。
いずれにせよ、今は冷静になることが重要だ。
さっきみたいに.....欲望の赴くまま闘いを続けていては、俺は敗ける....

この戦いでの敗北......それは、つまり死を意味するんだ......
落ち着け。落ち着くんだ。

「お前だけは殺しておく......」

「出来るもんならやってみな!」

「ッ!」

アルズは再び距離を詰め、刀を振った。

カキッ

その刃をPoHは受け止める。

「お前ら......!」

「「ッ!?」」

突然の声に、両者は後方へ跳ぶ。

下を見ると、黒い服を纏った一人の少年がいた。

「キリト......」

「WOW、こいつぁブラッキーさんじゃあねえか。」

「PoH......!」

すると、キリトの視界にアルズが映った。

「お前はあの時の!これもお前がやったのか!?」

「・・・」

アルズは何も答えない。

「へぇ〜、しってんのか?」

「........お前には関係無い..
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