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GARO はぐれ騎士 真章
第一話 真章
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栄斬十郎(やさかざんじゅうろう)

年齢  38歳

備考  黎明騎士・狼頑(れいめいきし・ろうがん)の称号を持ち何人もの闇に堕ちた騎士を斬ってきた男で着いた名は『人斬り斬十郎』。闇に堕ちたとはいえ騎士を斬ってきた嫌悪感や大切な者を失った絶望感に自身も闇に堕ちかけたが、闘真の「生きて苦しめ」と言う言葉で立ち直った。囚われない心と信念を得るために闘真と同じ『はぐれ騎士』となり彼に正式な魔戒騎士の剣術を指南した。その剣は強さを表すような剛剣であり大概のものは一太刀で倒せるほどの威力である。大概は闘真のサポートに回る事が多い。現在では元老院の命により先輩騎士の立場で闘真のお目付け役となった。


旋風騎士風狼
緑色の魔戒騎士の鎧。なのだが、実は魔戒法師によって制作された限りなく魔戒騎士の鎧に近い鎧であり誰でも装着する事が出来、現在では闘真の意志により他人に貸し出したりすることもできる。アストラル界の特性を取り込まれており人の想いの力でその力が増したり変化する事が出来る。運命の始まりのような『創世騎士』という形態があったが装着者の想いの力が限界を突破しない限りなることが出来ない。

魔戒刀
日本刀のような魔戒剣で礼羅が古文書を基に人の心を試すために作った抜けない剣。良くも悪くも人の心に素直な剣であり、例えば怒りの力で実力以上の力を発揮し尚且つ心ある力として扱えるものが使えば鬼神のごとき力を発揮するが、怒りの力で自分を見失い自滅してしまうような人間にとってはただの扱いづらい剣でしかない。その為使いこなすにはより心の修練が必要となる。闘真に至っては元々高潔な心を持っていたので難なく使いこなすことが出来た。そして人の心に素直な特性は人の想いの力である想念と相性がいい。形態は脇差・太刀・小太刀の三種類でこの世に3本しか存在せず所有者は脇差兼太刀は闘真お守りとしての道具の小太刀を礼羅・タカヤが持ち現状では礼羅以外に作ることは出来ない上に新たに創作するつもりはないらしい。





第一話 真章

暗闇の大都会・・・欲望が渦巻くこの世界・・・その欲望はかの者達にとって・・・最高の美食となる。

「はぁ・・・はぁ・・・!!」

暗闇の路地・・・一人の女性が走っていた。・・・いや・・・逃げているという方が正しいだろう。

女性は逃げまどい周囲の物を蹴散らしながら恐怖を抱いた顔で逃げていた。

やがて広い公園に辿り着いた女性は一息つこうと近くにあった自動販売機で飲み物を買おうとしたその時。

「!!」

凄まじい衝撃と共に自動販売機が粉々に砕け散った。中に納められていた炭酸が吹き出し周囲が水浸しになると・・・

『キシャアアアアアアア!!』

「ひ!!」

異形の物が女性を見下ろしていた。

『シャアアアア
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