第二十話 埋蔵金を探せ!!
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でですか!?」
「お前の発明は当てにならん!!」
「そんな!魔導アーマーだって見事に作り上げたじゃないですか!」
「あれ水中適正Bくらいだっただろうが!海を甘く見ちゃいけないんだぞ!!」
力の意見に楓は真っ向から反論した。
「ふ!そう言うと思ってました・・・このスーツはこの間啓介さんにお願いして分析させてもらった後に深海1万メートルに耐えられるようになっている・・・はずです」
「はずってなんだよ!お前ちゃんと水圧のテストしたんだろうな「ウチにそんな設備あると思いますか?」無いよな」
ミツキの所にでも持って行けば水圧実験くらいさせてもらえるのだろうが・・・同時に要らん機能を追加される事が予想された。
「それにサイモンさんのタクティカルスーツの機能をいれました!あれ元々は惑星探索用の強化スーツなので」
「しゃあねえ行ってくるか」
こうして渋々力は楓の作った水中探査スーツを身に纏い北斗のボロ船に乗ってポイントに向かうのだった。
「たく・・・何であいつ今時櫓こぎのボートなんだよ・・・」
「エンジンくらいは付けてほしいですよね」
何やかんや言って人力でポイントに辿り着くと機材一式を取り出しモニターできるようにする楓。
「それじゃお爺ちゃんいってらっしゃ〜い」
「へいへい・・・」
楓に見送られ水中に潜る力。
その表情は不安しかないのは気にしないでいただこう。
順調に潜っていく力・・・なのだが・・・
ギシギシギシギシ
「おい楓!変な音するぞ!水圧に負けてるんじゃないのか?」
『私の技術を信じて下さい!大丈夫です・・・多分』
「多分は止めろって!!」
通信機の先の楓の無責任な発言に超不安になる力すると地に足がついた。
「ん?何か着いたぞ?しかし暗いな深海ってのは真っ暗だぜ?」
『まぁ・・・陽の光が射しませんからね・・・お爺ちゃん腕の操作盤でライトのスイッチ押して下さい。』
「おう・・・これか?」
腕のスイッチを押すと頭部部分からライトが現れ正面を照らした。
「いくら前が見えても地形が見えないと不安だな・・・楓?もうちょっと全体が見えるものないのか?」
『腰に水中でも使える照明弾積んであります』
「これか・・・手動か」
力が照明弾を投げると・・・
『いきなり明るくなってびっくりした深海魚に襲われるかもしれませんから使用には十分注意してくださいね』
「お前それ早く言えよ!!」
時すでに遅し照明弾で周囲が照らされると・・・そこには力の身体の何倍もあるとっても凶悪そうな顔の深海魚の姿が・・・
『キィキィ・・・』
深海魚は力をじーっと見ると・・・
『キィシャアアアア
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