暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンゼロ〜救世主達〜
第48話 巨大エレベーター
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「雷属性…ならHXアーマーのプラズマサイクロンで!!」

即座にHXアーマーに換装して、メカニロイドにプラズマサイクロンを繰り出す。

電磁竜巻を喰らったメカニロイドは感電し、ズタズタにされていく。

「サウザンドスラッシュ!!」

感電しているメカニロイドにロッドによる連撃を叩き込むことにより、反撃さえもさせずに破壊した。

再び台座が現れ、メカニロイドやパンテオン達が降りてきた。

ルインはHXアーマーからFXアーマーに再び換装してショットを連射しながらメガトンクラッシュでメカニロイドを吹き飛ばす。

ゼロもロッドのチャージ攻撃でメカニロイドとパンテオンを吹き飛ばしていく。

それを繰り返していくと台座が上に上がっていき、エレベーターが止まった。

奥に扉があるのを確認し、シャッターを潜り抜け、道を塞ぐパンテオンをルインがショットを連射して破壊する。

梯子から駆け降りて、浮遊している爆弾やメカニロイド、パンテオン、そして床に敷き詰められた鋭利なトゲに注意しながら下に降りていく。

一番下に降りると、高いエネルギー反応をシャッターの奥から感じた二人は気を引き締めると、シャッターを潜った。

しばらく進むと、二体の獣型のメカニロイドが姿を現し、そして大型のレプリロイドも現れて二体のメカニロイドがレプリロイドの両肩に収まる。

モニターで見たトレテスタ・ケルベリアンで間違い無さそうだ。

ルインはHXアーマーを起動させ、エネミーアナライジングでケルベリアンを解析する。

「(トレテスタ・ケルベリアン…バイル八審官こと、バイル・ナンバーズの一人で冥闇審官。公正な判断を下すために三つの独立した思考回路を持っていたが、戦闘用に改造された今、その殆どが兵器管制システムに回されてしまい、思考力は著しく低下。引き換えに強大な戦闘能力を手に入れた。逆らう者全てを力のみで叩き潰す、狂える弾劾裁判の長。属性は無属性か…)」

ルインはエネミーアナライジングの解析結果をゼロに送った。

ゼロはフレイムのボディチップを起動させ、バスターのエネルギーチャージを開始し、フットチップをダブルジャンプからシャドウダッシュに切り換えた。

ルインはケルベリアンをパワー型と判断してHXアーマーのままでダブルセイバーを構えた。

「ゴルルルゥ…てめえらがゼロとルインかぁ…?小さすぎてぇ、踏んづけちまうところだったぜぇ…!!俺の名はバイル・ナンバーズ、トレテスタ・ケルベリアン。その細い首…一口でぇ、噛み千切ってやるぜぇ!!ゴルルルルルルァ!!!」

咆哮しながらゼロとルインに迫るケルベリアン。

スピードが遅いため、難なくかわすことが出来た。

「はあああっ!!」

エアダッシュで上に高く飛ぶのと同時に顔
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