暁 〜小説投稿サイト〜
がっこうぐらし!The world in confusion
chapter41
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
わったあとのことなんて考えてなかったな」

ん〜無難に音姉を連れて初音島に帰るのが目的だけど…このままだと管理局に追われるよな…でも俺に非はないから追いかけられないかも

まあ、どちみち初音島を一人で探さないと行けないことには変わりはないだろう。

「ん〜先輩?」

すると寝ていた圭も起きて俺に絡めていた腕を外す。

「おはよう、圭…今は11時位だ」

「なんだか、よく寝れたかな」

といいながらまだ寝ぶたそうな顔を俺に向けてくる。

俺は漸く圭の腕から解放されたことにより起き上がってベッドから立ち上がり部屋を出ようとする。

「あ、待って」

出ようとしたとき圭に呼び止められ、振り向くと圭もベッドから立ち上がり服を整えるとライフルを背中に携えて俺の隣にたつ。

「それじゃあ行きましょうか」

部屋の外に出る準備ができたことを言うと俺達は部屋から出て屋敷の外にやって来た。

「ん?なんか門の方人が集まってないか?」
外に出て門の方に生き残った避難民が集まっていることに気がつき俺達もその人だかりの元へと歩いていき近くにいた人に話を強いてみることにする。

「あの、この人だかりはなんなんですか?」

「ん?ああ、自衛隊だよ!自衛隊の人達が俺達を助けに来てくれたんだ!」

「自衛隊!?」

自衛隊が来ていることに圭は驚く。

自衛隊…まさか、巡ヶ丘に駐屯していた人たちだろう、てっきりパンデミックで機能していないと思っていたんだけど…

「だけど、自衛隊がいるんだったらここより安全なところに保護してくれるのは間違いない」

それなら俺と圭はここを離れてリバーシティにも行けるだろう。

「うーん、雄也先輩、1つ気になったんですけど…」

圭が何か気になったことがあるようで俺は耳を傾ける。

「自衛隊が拠点に構えてるところって勿論避難民がここより大勢いるわけじゃないですか」

「まあ、ここより設備も資源も豊富だろうな」

「ってことは管理局に目をつけられてるんじゃないですか?」

圭のその言葉に俺は一理あると思った。

「皆さん!これから我々の拠点となっている地区に向かいますから、荷物をまとめて一時間後にはここから出るので素早く準備してください!」

管理局の襲撃を視野にいれると人だかりの向こうから自衛隊の人の声だろうか、その人がここにいる避難民全員に指示するとぞろぞろと自身の荷物を詰めに解散していく。

「取り合えず安全が確認できるまではその拠点にいた方がいいかもな…このまま着いていこう」

「そうですね、それじゃあ私も荷物持っていくもの整理したいからまた後で」

そういって圭は屋敷の方へと走っていった。

「……さてと、俺は荷物はそ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ