最初からクライマックス!
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。まあいいか。」
緑:「そうだね。さすがはリーダー。」
赤:「おい! 緑、お前! いつ、青の軍門にくだったんだ?」
緑:「いつでもいいじゃん、そんなこと。そういう小さいところばっかり気にするから、リーダーの器じゃないって言われるんだよ。」
青:「まあまあ。後で俺の女から金をもらって、みんなで飲みに行こう。俺がおごるから。」
黄:「ご馳走様です!」
赤:「ちょっと待て! おごってくれんのはこいつの女だからな。こいつ自体は全く何もしてないぞ。」
緑:「うざっ。そういうところばっかり見るの、悪い癖だよ。」
赤:「俺、何か間違ったことを言ってるか? 絶対に俺の方が正しい自信あるぞ。」
緑:「そういうことじゃないんだって。結果的に青は優しさを見せてくれたわけじゃん!」
赤:「・・・クズなりの優しさだけどな。」
青:「じゃあお前はこれまで飲みに連れていってくれたか? リーダー気取りだったときに。」
赤:「・・・」
緑:「なかったよね。というか飲みに俺らが誘っても来なかったよね。」
赤:「・・・。」
黄:「来れない理由が何かあったんですか? お酒が飲めないとか?」
赤:「飲める。弱いけど飲める。馬鹿にするなよ。」
緑:「じゃあ好きなお酒は?」
赤:「・・・カルーアミルク。」
青:「お前、それって女子中学生が居酒屋で頼む酒じゃん。」
黄:「女子中学生は、普通、居酒屋で飲まないでしょうに!」
青:「俺の付き合ってきた女達は、かなり早い段階から酒やらドラッグ何かを嗜んでいたけどな。」
緑:「リーダーのところが異常なんだって! あはは。」
黄:「そもそも、女子中学生もストライクゾーンなんですか?」
青:「モロど真ん中だ。」
赤:「ほら! こいつ、近いうちに絶対に捕まるからさ、リーダー解任しとこうぜ。捕まってからリーダー変更だと、何か外聞が悪いだろ!」
緑:「それとこれは話が違くないですか? カルーアさん。」
赤:「その名前で呼ぶな! 例えるなら、巡査長が酔っ払い運転で捕まるのと、警察署長が酔っ払い運転で捕まるのは世間に与える衝撃が違うだろ? リーダーが捕まるのは俺ら全体に悪影響があるって。」
黄:「それは確かに。」
赤:「正義を守るべきヒーローがよりにもよって未成年にだぞ。」
緑:「そこは組織が揉み消してくれるよ、きっと。」
青:「ああ。そうだな。そこは期待しよう。」
赤:「すんなよ! 絶対に期待すんなよ、っていうか未成年に手を出すな。」
青:「お前には愛という概念はないのか?」
赤:「あるよ。人並みにあるよ。」
緑:「人並みって表現おかしくない? 俺の愛の大きさを知ってるわけ?」
赤:「知るか! そろそろ行くぞ。」
青:「だから何でお前が仕切るんだ? ミルクよ。」
赤:「もはや訳わかんなくなって
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