ゆとり世代は難しい
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んだ感想を聞く場を設けないといけ?」
「どういうことですか?」
「だからあれだよ、時間が解決してくれるんだよ。最初は嫌いなのかもしれんが。」
「何の話で、何の結論なんですか?」
「よし、ではまずこの本を読んで感想を聞かせてくれ。」
「これは・・・、何の本なんですか?」
「それはこの場では言えん。」
「絶対にそっち系の本ですよね?」
「だからそっちって言うな! じゃあいい。この場で本のタイトルを読み上げる!」
「僕は別に困らないですけど・・・。むしろ部長が困りません?」
「では・・・、その本を読んだ感想を聞く場を設けないといけないな。私の行きつけのバーがあるが、明日の夜あたり、そこでいいか?」
「いや。いいですよ。会社の近所の定食屋とかでいいです。」
「いやいや。そのバーにはいいスコッチが揃ってるんだ。下心とかは全然ないってばよ。」
「何で口調がインチキニンジャみたいになってるんですか・・・。」
「動揺なんて、全然してないってばよ。」
「動揺しすぎだよ! ちゃんと仕事しろ!」
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