03 改編が進む序盤
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編隊を立て直し地球連合軍はなんとか撤退。
勝利の報告を受けプラント国防員会は世界樹をZAFTの軍事拠点として、プラント本国としては南アメリカ合衆国と大洋州連合との貿易をスムーズに行おうための橋頭堡を獲得したことになる。
今回の世界樹制圧戦にて史実通りに活躍を魅せたラウ・ル・クルーゼが、そして特殊部隊の投入以外でも個人の実力を示したアルティス・ブロウニングの二人が功績をもって共にネビュラ勲章を受章。
功績によって二人は白服となり隊長として各々で一部隊を率いることになる。
クルーゼは史実通りミゲル・アイマンやフレドリック・アデス等の人員と量産型MWにイノベイドたちで構成された自身の部隊、所謂クルーゼ隊を結成。それに伴いホワイトスター産の新造戦艦2隻を受領した。
アルティスも自身の部隊を結成することになるのだがほとんどの人員は自分の手駒と言ってもいい。
リヴァイヴ・リバイバル、ヒリング・ケア、W16エキドナ・イーサッキ、MW量産型、イノベイド、ハロ&カレル等が乗員メンバーとなり、ブリング・スタビティ、デヴァイン・ノヴァの両名は部隊を2つに分けてブリングが南アメリカ合衆国残留し、大洋州連合にデヴァインが向かったので隊には入らない。
彼らがアルティスの部隊に合流するとしたら地上のZAFT基地が完成してからになるだろう。
ちなみに純正ZAFTから意外な人員たちも配属されるのだが、乗員リストを見たアルティスが驚愕することになったりする。
◆
アラスカ、ユーコン・デルタの地下、地球連合軍統合最高司令部JOSH-A≠ナ世界樹防衛戦敗退までの重ねた敗北を重く受けとめ今後をどうすべきか、ハルバートンのG計画を本格にすべきだとか会議が開かれている時、プラントでも最高評議会にて同様に会議が行われていた。
ただ、敗戦続きで重苦しいも慌ただしい空気の連合とは違い連勝が続いていたため議員たちの雰囲気が明るく感じるのも仕方がないことだろう。
口論されている内容も次は月と地球のどちらを攻めるかを巡ったもの。
世界樹を手にした現在、ZAFT軍は月と地球へのルートを確保した状態にとなっている。
地球ルートは連合からの横やりが当然考慮されるが、アルティスのもたらしたホワイトスターの技術で全ての戦艦をステルス航行を可能になっておりMW量産型とAI搭載の兵器によって戦力が充実しているのが現状。
連合との物量差を気にせず作戦が結構できるのであるし、月の連合基地へ侵攻して敵戦力を削り確実に地球ルートを確保してから地球への武力行動するべきだという2つの意見で対立してしまうのは仕方ないことだろう。
なお、この議会中にNJを大量に地球へと投下することで原子炉による電力供給
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