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機動戦士ガンダムSEED 白き魔星
03 改編が進む序盤
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かたかった。

 空ではスカイグラスパーが未だ開発されておらず、史実において重力下で航空戦力に有効打を持たないジン相手ならばアドバンテージで上回るF-7Dスピアヘッドもシュヴェールトには歯が立たず。
 有人機と死を恐れず機体ギリギリの軌道をとれた無人機での差が大きく連合兵からみれば人体への影響を無視する無茶を可能としているのは理不尽なものだろう。

 トライロバイト級も大気圏突入と大量の機動兵器を搭載していたことから大型輸送艦ないしそれに準じた戦艦だと予想されたのだろう。
 空に浮かぶ巨大な的かと上からはスピアヘッドが、下からは史実でジン相手にスピアヘッドと同じく猛威をふるったリニアガン・タンクに狙われる。
 が、トライロバイト級は武装を最低限しか備えてないが戦艦だ。特別にガンダニュウム合金で作られた強固な装甲にEフィールドでミサイルとレールガンを防ぎつつ、VLSミサイルランチャーと追加されたレーザー対空砲で連合軍の甘い考えを覆した。
 ぶっちゃけ、正面からなら艦隊戦で連合を相手しても余裕で勝てる可能性が高い。

 先のプラント制圧戦と同様に連合軍は予期せぬ敗北で敗退することとなり、主力戦力となっていた大西洋連邦軍は少なくない被害を受けることになった。

 アルティスからもたらされた戦力をプラント経由で支援された南アメリカ合衆国の勝利後、ホワイトスターがプラントへと合流するまでに製造していたマクロスFに登場する環境艦で量産したMSを南アメリカへと提供することを最高評議会が決議のもと承諾。

 提供される予定のMSはガンダムWに登場したリーオー、パイシーズ、エアリーズの陸海空の三機種。

 それぞれ動力をMSジンを開発、量産をしていたマイウス市内の工場で製造されたバッテリーへと核融合炉から変更。
 コックピットは全天周囲モニター、リニアシートを採用した宇宙世紀のイジェクションポッドに改装し、リーオーはコックピットの背部脱出ハッチをそのまま使用できるようになっている。

 なお、アルティスの事情――連合側にG計画試作機のXナーンバーで実装される前にMSが携帯できるビーム兵器を開発されてはZAFT側での制限を無にするため、提供する武装の中にはビームは含まれていない。
 Gの情報が出てくるまではビームライフルはもちろんビームサーベルも渡す気はさらさらない。
 故にリーオーの盾に標準装備されているビームサーベルの代わりにジンの重斬刀を渡す。

 もちろんXナーンバーが世に出ればビーム兵器を提供する予定だ。

 初回提供後はライセンス生産になるが南アメリカ合衆国は親プラント国家となり、プラントは食糧物資等の支援と地上拠点基地を建設可能な土地を会得。
 今回の地球連合の南アメリカ合衆国への軍事侵攻に対し、同じくプラントか
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