暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜アサシンとなった少年〜
その日、冷徹な紫黒の暗殺者は復讐の炎を纏い、嗤う棺を根絶やしにする
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兄弟。」

「だからお前の兄弟になったつもりは無いと言ってるだろう.....?」

「こ、殺せぇ!!」

不意に一人のラフコフメンバーが叫ぶ。

「「「うぉぉぉ!!」」」

残りのラフコフメンバーが一斉に攻めてくる。
その数はざっと40名ほどだろうか?


「フッ」

アルズは笑い、いつの間にか右手に握られていた筒の様なものの先端を押す。
すると____

ドドゴンッ

アルズから半径2m離れたところから10m程の位置が爆発する。

「グアッ!」

「グハッ!」

その爆発により、10名程死亡する。

こいつらのレベルはそう高くない。

アルズはアサシネートナイフを投擲した。

するとそれに当たったラフコフメンバーは青白いガラス片へと変化する。

「ヘッド!あいつ俺たちが殺してもいいですよね!?」

「俺も、あいつ、殺し、たい。」

「まあ待て。もうちょっと遊んでみようや。」

「へっ??いつまでもいきがってんじゃねえぞ!!」

一人のラフコフメンバーが槍で突きを出すが、アルズはそれを容易に躱し、喉元に刃を置く。


「俺は攻略組じゃない。」

「お....おい、嘘だろ?」

「だから.....拘束だなんて甘っちょろい事してくれると思うなよ?」

そう言い、アルズは剣を振る。
プレイヤーのHPは0となり、首が跳んだ。

「おいおい、何時までこんなまどろっこしいことする気だ?いいから全員で来いよ。」

「な、舐めやがって......殺せェ!!!!」

「「「うぉぉぉぉ!!!」」」

「馬鹿どもが。」

いくら一斉に攻め、四方八方を取り囲んだところで一度に攻撃できるのは8人程度。
その程度なら躱すことなど簡単だ。

一発目の槍を避け、腹に蹴りを入れる。
そのまま後方から攻撃してきた敵の攻撃を短剣で受け流し、刀剣で先程の槍持ちを殺す。
そのまま左足を軸に時計回りに回転し、刀剣を首にかけてそのまま斬る。

そうしていくうちに、ラフィンコフィンのメンバーは一人、二人と消えていく。

「Ho〜やるなぁ。流石だぜ全くよぉ〜」

「ヘッド!俺たちも行きたい!」

「俺も、あいつと、やっていみたい。」

「まあ待てって。もう少しで殺らしてやるから。」

「い、嫌だ!!」

「死にたくない!!」

そう言い、複数のラフコフメンバーは背を向けて逃げる。

ああいうのは後ででいいか。
一々追ってる暇なんて無い。

そのまま戦い続けていると、アルズを取り囲んでいたプレイヤーは遂に3名だけになった。

「くっ!くそっ!くそっ!」

「ば、化け物が!」

「これが.....|戦慄の暗殺者《シヴァーアサ
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