暁 〜小説投稿サイト〜
シークレットゲーム 〜Not Realistic〜
人外
[6/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
た。ここならば、死角も少なく、万が一襲撃されたとしても、逃げやすいのだ。陽がある内にに数回に分けて周囲を捜索した結果。4枚のメモリーチップを入手する事が出来ていた。おかげで、夕食を取る事が出来ていた。
今は、刀真、そして悠奈が周囲を見回りに出かけ、大祐と初音はすでに休んでいる。その傍らで琴美とまり子が小声で話をしていた。
「琴美さん、ごめんね……。私がもっと皆に合わせていれば、あんな諍いは起きなかった筈なのに……、あの時、あんな事になってなければ、琴美さんは怪我せずに済んだかもしれないのに……」
「まり子さん……」
既に琴美の怪我は、歩くのに支障が無いほど回復している。
だが……、まり子のその性格ゆえか、ずっと琴美が怪我をした事を気に病み続けていたのだ。そして、大祐との仲も依然としてギスギスしたままだ。
「でも、私は仕方ないと思いますよ?」
「え?」
「だってまり子さんが大祐くんに厳しかったのは、彼の事が心配だったからじゃないですか?大祐くんって、結構色々とルーズだから。」
「琴美さん……ありがとう。でもね、私が悪かったのよ。悠奈さんや日影さんの様に、行動が伴っていなかったから……、冷静さが無かったから……」
修平はそのやり取りを傍で聞いていた。
気に病んではいるが、まり子の事は琴美に任せておけば大丈夫だと判断した。
そして、琴美自身の怪我も応急処置も効をなし、診療所でもとりあえず満足のいく治療が出来たのだ。
――そろそろ抜けても大丈夫っぽいな。
修平はそう思いつつ、2人に言う。
「琴美、まり子さん。オレも もうちょっと見回りにいってくるよ」
「え? じゃ、じゃあ私も――……」
「いや、まり子さんは琴美と一緒にここに残ってくれ。琴美はまだ足の具合は良いとは言えないからな。……ついていてやって欲しい」
「そう……わかったわ」
「うん……、気をつけてね、修ちゃん」
そう言う2人に軽く手を振り……修平は小屋を出たのだった。
〜プレイヤー・ナンバー〜
No. 氏名 解除条件
□ ??? 上野まり子 ??????????
□ ??? ???? ??????????
□ ??? ???? ??????????
□ 4 藤田修平 ??????????
□ ??? ???? ??????????
□ ??? ???? ??????????
□ 7 真島章則 ??????????
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ