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IFのIFストーリー
新たな・・・
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様子で端末を操作し始める。すると巨大な空間ウィンドウがいくつも表示されそれを真剣に眺めている。

「ずいぶんと多いんだな」

「ええ星導館学園のオーガルクスの総数は二十三。これは六学園中トップなんですよ」

ちなみに表示がグレーな物は現在貸出中とのこと。
そしてレスターが決めて検査室に入るのを見るとクローディアは驚いた。

「マクフェイルくん、黒炉の魔剣(セル=ベレスタ)を選びましたか。これはまた・・・」

「また仰々しい名前だな」

そう言いつつも内心魔剣と呼ばれるだけの威圧を感じていた。

「確かにそれだけの力を秘めていますから。ああ、いえ、それはいいのですが・・・」

と何か言いづらそうにしていた。

「俺がいると言えない事か?」

「ええ。それもありますが」

「別に良いよ。というか、アレは姉さんが使っていたオーガルクスなんだね」

「綾人って兄弟いたんだな」

「まあ、いまは探してるんだけどね。っとどうやら始めるみたいだよ」

そういっていたので見ると、レスターが発動体を起動し始めた。が、閃光とともに弾き飛ばされるのでどうやら失敗のようだ。

「拒絶されましたね」

「拒絶・・ねえ。まああれだけ強い気を放ってるから意思ぐらいは持ってるんだな」


と言っている間にもレスターは果敢に挑むが何度も弾き飛ばされ、ついには

「適合率、マイナス値へ移行!これ以上は危険です、中止して下さい!」

と検査員が言うが遅い。周りが熱を持ったように熱くなり始める。

「まじかよ。あっちいなぁ。逃げていい?」

「そうだな、一旦っ?!泰人!!」

俺が立ち去ろうとした瞬間、剣がこちらに向かってきていた。かろうじて気づいた俺は真横に飛び回避する。

「っくそ!あぶねえなぁ!」

そんな苦言は意にも介さないといった様子で俺に剣先が向く。

「泰人。大丈夫か!」

「ああ。少しこいつと戯れてくる」

と割れたガラスを蹴破り広い場所に出る。

「ったく。いつまでも寝てんじゃねえよ」

と気絶していたレスターを起こすとそのまま片手で綾人のところに放る。

「レスターよく見とけ!」

剣が額を貫かんと迫るがそれを見切りで避け柄を握る。

「力でねじ伏せるってのはなぁ!こうやるんだよ!!!」

スサノオを解放。そのまま剣を抑えつつ振るう。

「っ?ぐっ??」

すると剣から何かが俺の中に入り込んできて意識を乗っ取ろうとしてきたので負けじと気を放つ。

「オラァァァ!!」

そうして剣を下に向けて突き刺すと周りのガラスが粉々になる程の巨大な衝撃波を放った。
その後魔剣は大人しくなったのか何も起こらないので剣を抜きそれを綾人に放る。

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