第2章:埋もれし過去の産物
第27話「新たな厄介事?」
[4/10]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
めたため、生半可な防御だとあっさり貫く。
「っ...!薙ぎ払え!!」
それを、緋雪はレーヴァテインの魔力を放射状に放ち、相殺する。
「“模倣:カゴメカゴメ”!」
「嘘ぉっ!?」
緋雪が以前に使っていた魔法を模倣し、繰り出す。
コピーされた事に緋雪も驚いたみたいだ。
「っ....“きゅっとして....ドカーン”!!」
咄嗟に緋雪は能力を使い、弾幕の半分以上を一遍に破壊する。
けど....。
「はっ!」
「しまっ..!?あぅっ!?」
その間に僕は懐に接近し、一閃する。
レーヴァテインに防がれたけど、吹き飛ばしてダメージは与えられた。
「(もう一度...!)」
「させ...ないっ!」
「っ!」
もう一度斬りこもうとしたら、緋雪は魔力を開放し、僕を吹き飛ばす。
すぐさま僕は体勢を立て直し、攻撃に備えr.....!?
「“フォーオブアカインド”!!」
「やば...!」
僕は魔力が少ない。だから、四人に増えられると対処が...!
「....やる、か。」
今までは“違う戦い方”と言う感じで戦ってたけど...やっぱり、こっちのが性に合うらしい。
「.........。」
魔力を魔法と身体強化で3:7に振り分ける。
リヒトを左手でしっかりと持ち、半身を逸らした状態で構える。
「はぁっ!」
「っ!」
―――ギィイイン!
増えた緋雪の一人(ちなみに分身)が斬りかかってくる。
もちろん、牽制で真正面からだったので、リヒトで受け流す。
「(....よし、行ける!)」
そこからは四人の緋雪による連携攻撃が始まる。
右からの斬撃をリヒトで左に受け流し、背後からのは右の裏拳で逸らす。
隙だらけとなった胴体に薙ぎ払いが迫るが、ムーンサルトの要領で蹴り上げ、逸らす。
「はっ!」
大して多くない霊力を衝撃波として放ち、さらに来るであろう追撃を阻害する。
それによりできた隙を見逃さず、一人の緋雪(勿論分身)に迫り、リヒトを振りかぶる。
「くっ...!」
「はっ!」
レーヴァテインを横に逸らして行き、その隙に剣を創りだし、射出する。
「盾!!」
しかし、それは防御魔法に防がれる。...が、それで力がほんの少し弱まる。
「はぁっ!」
レーヴァテインを大きく逸らし、無防備な体に一撃を入れようとする。
「しまっ....!?...なんてね♪」
「っ!?」
驚いた顔を一変させ、してやったりな顔になる緋雪。
そう。後ろに
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ