暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?お巡りさんを舐めんなよ〜Hunting〜
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キルシュブリューテ”の神秘カートリッジをロード。右手首に付けた“ドラウプニル”を一撫でして、「わたしを守ってね、ルシル」チュッとキスする。

「モニター越しでしっかり見てるよ、あなたのこと・・・!」

フィレスから送られてくる向こうの様子が映し出されたモニターを確認。切り立った崖の中腹にある30平方mほどの平地にはテントが張られていて、焚火をするための石の囲いもしっかりと確認。なのは達を撃墜してから今日までこんなところでサバイバルってか。

「(マジふざけんな!)おらおらおらぁぁぁぁ! よくもわたしの大事な友達を墜としてくれたな、ゴラぁぁぁぁぁ!!」

――風牙烈風刃――

“キルシュブリューテ”を振り上げて、風圧の壁を放つ。烈風刃でテントを大きく吹き飛ばすと、「な、なんだ!?」寝袋に入ってた神器持ちが大慌てで寝袋から飛び出した。ジャージからチンピラが好むような真っ白なスーツに黒のワイシャツ・赤ネクタイといった防護服に変身して、片手持ちのロングソード・“スフィー・ダンテ”を手に取った。

「ハイ♪ お兄さん。私がここに来た理由、解ります?」

早速“スフィー・ダンテ”が片手持ちから両手持ちへと変形してくのが見て取れた。アイツは「管理局員か・・・!」事情を察したよう。さらにわたしは「ちょっと前に、女の子を墜としたでしょ?」そう言ってやる。

「そうか、お前もチーム・ウミナリの騎士・・・! 確か、聖王教会の騎士でもあるっていう・・・!」

「そ♪ ・・・あなたさ、わたしの親友を半殺しにしたんだよ。その度し難き大罪を犯したあなたのこと、なのは達と同じようにボロ雑巾にしないとスッキリしないわけ」

「っ! 子供や公務員や騎士が言うようなセリフじゃないよな」

「それだけわたし達の逆鱗に触れたんだよ、・・・あなた!」

――閃駆――

「うお・・・!?」

刃を返した“キルシュブリューテ”を左手で逆手持ちして、一足飛びでアイツの懐へ最接近する。横一線に振り被られた“スフィー・ダンテ”をスライディングで躱して、「貰い!」左手に持つ“キルシュブリューテ”を振るって、「い゛っ!?」“スフィー・ダンテ”を持つアイツの右腕を峰打ち。ボキボキって手首の骨が折れる音がしっかり聞こえた。

「そらぁぁぁぁっ!」

立ち上がり途中に右足での踵回し蹴りをアイツの右脇腹に目掛けて打ち込もうとするけど、「チッ!」ソイツはバックステップで躱して、すぐに岩肌に転がってる“スフィー・ダンテ”を拾おうとした。

――フリジットダガー――

リインの魔法である凍結効果がある短剣型高速射撃が20本近くと降り注いで来て、“スフィー・ダンテ”を拾おうとしていたアイツを後退させた。大人しく投降してくれれば良いんだけどなぁって思えば、胸ポケ
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