暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?お巡りさんを舐めんなよ〜Hunting〜
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へ。そこで「やっと来たわね」アリサと、「急ごう!」すずかと合流。そして現場近くのアグネス医療院へと緊急転送。医療関係の建物には、患者を別の病院に緊急搬送するためのトランスポーターを設けることが義務付けられてる。今回はそれに助けられた。

「時空管理局、機動一課です! ご協力感謝します!」

医療院の関係者の方々に敬礼しつつ外へ出、「行くよ!」空へ上がる。“スフィー・ダンテ”って呼ばれる神器を持つソイツは、山岳地帯に立て籠ってるとのこと。現場に向かってる途中、『こちらフィレス。ナビは任せてね』本局の一課オフィスからのモニター通信が入る。

『現着までの間に、ルシル君から教えてもらったスフィー・ダンテに対してのおさらいをしましょう。神器スフィー・ダンテ。敵陣に独り突っ込んで、1対多数の近接戦に真価を発揮する神器。炎熱発現能力はカモフラージュでその真の能力は、持ち主以上の強敵と対峙した際に、相手の実力を上回るように剣が成長して性能を高めるというもの。一定範囲内に強敵が複数いるとその分、神器やさらに持ち主の戦闘能力まで強化・成長させる、と。恐ろしい物が在ったのね〜、過去には』

それがなのは達が負けた最大の原因だった。なのはとユニゾンシグナムとユニゾンヴィータ、さらにはセレス。そんな4人の実力を基に急激に成長した“スフィー・ダンテ”とソイツの前に、なのは達は敗れた。

「そやけど、デメリットもあるんやね」

「近接戦特化の神器だってことね」

「ルシル君が知ってて良かったね、スフィー・ダンテのこと」

「スフィー・ダンテは遠距離攻撃に弱い。それを念頭に置いて作戦を立てたからね」

相手と神器の強化・成長適応圏外からの遠距離攻撃、そしてその攻撃を迎撃できる余裕が無ければ“スフィー・ダンテ”を弾き飛ばすことが出来る。そこを通常の魔法で叩きのめして持ち主の意識を狩り取ってやれば、強化された“スフィー・ダンテ”のオート迎撃も作動しないって話だ。

「そんじゃ、作戦通りわたしが単独で神器持ちをかく乱して、ユニゾンはやてが遠距離攻撃で追撃ね」

「ん! 頑張ろうな、リイン!」

『はいです! キッチリカッチリ償わせてあげるですよ!』

わたしが最初に神器持ちと1対1でやり合って神器を弾き飛ばして、そこをリインとユニゾンしたはやての遠距離攻撃で追撃をする。

「そんで万が一にシャルとはやてとリインがミスった場合、あたしとすずかとアイリの第二陣が相手をするわ」

「だから安心してね」

「ま、シャルとはやてとリインが先発なら勝負はもう決まったと思うけどね」

二段構えで神器持ちを攻略する。そして『1時の方向、距離500! 作戦開始!』フィレスの合図でわたし達は散開して、「よっしゃ!」わたし1人でそのまま突撃する。“
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