暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?お巡りさんを舐めんなよ〜Hunting〜
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たのは「フェイト、アリシア、アルフ?」の3人が休憩スペースで試験勉強をしてた。
「そんなに急いで何かあったの?」
アリシアからの問いに「え? あ・・・」わたしは言い淀んだ。今から試験って時に犯人の居所が判ったなんて言ったら、自分たちも出撃するなんて言いかねない。ううん、そう言わなくても試験中ずっと気になって身が入らないかもしれない。
「いや〜、その〜」
「シャルさん! のんびり休憩してる暇なんて無いですよ! 早く行かないと神器持ちが逃げちゃうですよ!」
どう誤魔化そうとしていた時、リインの声が背後から聞こえた。あぁ、もう誤魔化しが効きそうにない。だってフェイト達の表情がガラリと変わったから。
「もう、シャルさ――・・・あ」
リインはようやくフェイト達の存在に気が付いたようだ。わたしは振り向きつつ「やってくれたね」リインを少し叱責。はやてとアイリも「あ・・・」今一番聞かれちゃいけない相手に聞かれたって判って、オロオロし始めた。
「神器持ちの行方が判った。今、そう言った・・・?」
「あ、あのなフェイトちゃん! た、確かにそうなんやけど、ここはわたしらに任せてほしい!」
「そ、そうです! フェイトさんやアリシアさん、アルフさんの分までリイン達が頑張るですから!」
「う、うん! アイリ達がボッコボコにしてくるから、フェイト達は試験に集中してね!」
はやて達が宥めようとするけど、「でも! やっと見つけたのに、犯人・・・!」フェイトは一向に椅子に座ろうとしない。これはまずい展開だよ。このままじゃフェイト、試験そっちのけにしそうな勢いだよ。
「フェイト! 悔しいのは解るけど、今は試験に集中だよ!」
「アルフ・・・!」
「ねえ、フェイト。今日の試験のためにシャルも、クロノも、エイミィも、なのは達だって、協力してくれたんだよ。その協力を無下にするの?」
「アリシア・・・?」
両拳をギュッと強く握ったアリシアがフェイトの前に立ちはだかった。
「わたしだってなのは達を傷つけたソイツを許せないし、この手で捕まえたい。でもねフェイト。もしこの事でわたし達がその、ダメだったら・・・なのはが悲しんじゃうと思うんだ。だからフェイト。わたし達が今やらないといけないのは、全力で試験に臨んで、そして合格することなんだよ」
「・・・アリシア・・・」
フェイトがよろよろと椅子に座り直した。そして「シャル、はやて、リイン、アイリ。お願い。犯人を捕まえて。私たちの代わりに」小さく頭を下げた。
「もちろんや!」
「はいです!」
「ヤー!」
「任せておいて」
そうしてわたしとはやて達はフェイト達に見送られながらエレベーターホールを使って技術部区画の奥、スカラボ
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