暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?お巡りさんを舐めんなよ〜Hunting〜
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中で一番多いかも。次点で本局勤めのユーノ、すずかかな。
「なのは、今日は目を覚ましてくれるかな・・・?」
「あれだけの怪我と手術だったし、5日で目を覚ます方がちょっと無理かなって思う」
ただの撃墜じゃなくて神器による撃墜だった。ルシルの話じゃ神器による影響は、“ドラウプニル”のおかげで最小限に抑えられてるはずだってことだけど、それでも追ったダメージは大きかった。そうすぐには目を覚まさないと思う。
「そう・・・だよね・・・」
「フェイト。シャルの言う通りそろそろ会場に行って、復習とかもしておこう?」
「ああ、その方が良いよ。ただでさえ難しい試験だって言うしね」
アリシアはフェイトのジャケットを掴んで、アルフが肩を抱いたことで「うん」フェイトは頷いた。そして3人は、執務官試験と執務官補佐試験の会場に向かった。後ろ姿を見送った後、廊下と室内を隔てる大きなガラス窓にコツンと額を当てる。
「ねえ、なのは。毎日ね、士郎さんや桃子さん、それに恭也さんと美由希さんが来てくれてるんだよ。早く起きて、安心させてあげないとね」
今回の一件で、リンディ提督だけじゃなくて、機動一課の部隊長やフィレスら分隊長、なのはの所属する武装隊の隊長と言った関係者たちも、士郎さん達に謝った。もちろんわたし達チーム海鳴も、すぐに助けに行けなかったことを謝った。
なのはのご家族は、わたし達に何1つとして恨み言を言わなかった。これが娘の選んだ道で、自分たちも応援した。だから誰も恨まないって。でもやっぱり悲しそうで、辛そうで、悔しそうで・・・。
「ごめんね、なのは。応援に行けなくて。・・・ごめんね。・・・何度でも謝るよ。だからお願い。・・・また笑顔を見せて・・・」
涙が溢れてくる。早くなのはの笑顔を見たい、声を聴きたい。声が漏れないように唇を噛み締めながら泣いてると、PiPiPi♪ってコール音が鳴った。涙を袖で拭い去って、「また来るね、なのは」ベッドに横たわるなのはに手を振って、「はい。イリスです」早足で出口に向かいながら通信に出る。
『イリス! 神器持ちの消息を掴んだわ! ミッド東部の山岳地帯・第A3区画! 今すぐに出られるのはあなたと、アリサとすずかと、それにはやてとリインとアイリの6名!』
連絡をくれたのはフィレスだった。その内容は待ち望んでたなのは達の仇、ソイツを捕捉したってことだった。わたしは「転送先は決まってる!?」早足から駆け足で、スカラボへ向かう。
『現場に一番近いトランスポートはアグネス医療院で、あちらとはすでに話が付いてるから、転送後は速やかに現場へ飛んで!』
「了解!」
通信が切れ、わたしは技術部区画に降りるためにエレベーターホールへ全力で走ってると、「シャル!」声を掛けられた。そこに居
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