暁 〜小説投稿サイト〜
シークレットゲーム 〜Not Realistic〜
信頼
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ゃない。条件満たしたとしても、ゲーム終了まで達成できなきゃ、首輪を爆破されるなんてさ」
「それはそうだが……」
「それともやっぱり、私たちにプレイヤーナンバーは教えられない?」
「いや、ここまで情報を見せてもらっておいて、さすがにそれはないよ。それにこのまま2人にナンバーを告げずに去ったりしたら、何が起こるかわからないからな」
「!」
「え? ってことは……」
修平の言葉に注目する2人。
その後に紡がれる言葉は粗方予想は出来ていた。
「ああ、オレがナンバー4のプレイヤーだ。2人が探していたな」
「本当に?」
「この期に及んで、嘘なんかつかないよ」
「……悪趣味持ちと言うわけじゃないだろうな?」
「いやいや、無いから。信用してくれ」
修平は、苦笑いしつつ 絵柄を見せた。
そこには間違いなく4の数字が記載されており、間違いなくそうだろうと思えた。……まだジョーカーの存在があるから一概には言えない事だが、嘘を言っている様にも見えない。
「オレは、以前に届いたメールにあった説明会に参加しようと思う。新しい情報は必要だし、何より他の参加者と顔合わせも出来るだろうし」
「そうね」
「異論は無い。ああ……、まだ情報が合ったな」
刀真は、思い出しながらそう話し始めた
「会場に行く間に話そう」
「ああ。助かるよ」
そして、3人は会場目指して歩き始めた。
まず初めに悠奈が先に歩き出すと、刀真、修平の順番でやや後ろをついていた。このやり取り、そして傍から見れば信用してくれたように見えるかもしれないが、実は逆だ。おそらくだが、悠奈と刀真だけが、運営から指示が来ていると言うことに違和感を覚えているのだろう。
だから、修平は決して2人を視界から外そうとしない。
そして、刀真自身は至って普通。
協力はすると、口約束はしたが それはあくまで口での約束普通はそこまで信用は出来ないものだ。
だが、彼は意に解するそぶりを見せない。……それは悠奈にもわかっていた。仮に、悠奈と修平が裏切り彼を襲ったとしても……、敵わないと判るからだ。拳銃を所持しているからとか抜きにしても、あの時の雰囲気を知っている以上は勝てる気が全くしない。
修平も、頭は切れるようだがそれは一般人の域を超えているわけでもない。驕りだと思えるが、圧倒的強者だからこそ、警戒する必要もないのだろう。
悠奈は、上着の内ポケットに入れてある、ある物の重みを意識した。刀真に殺されると思ったときも、それに自然と手を伸ばしていた。
それは、運営が唯一、悠奈に個人所持を許したもの。
……それさえも、連中にとってみれば、ゲームを盛り上げる為の小道具の1つかもしれないが、悠奈にとっては、それが全て。悠奈の意思
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