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シークレットゲーム 〜Not Realistic〜
信頼
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な……。島の所々に撮影用カメラを設置しているみたいだし。オレ達をここに、連れてきた連中は見てるみたいだな。……良い気はしないが」
刀真も頷きながら答えた。そして、悠奈のPDAに上乗せする形で刀真も差し出す。
「ひのか……、刀真も良いのか?」
「ああ。悠奈が信頼を得ようとしているのに、俺だけ何もしないんじゃ アレだろ?」
刀真はそう言って笑っていた。
「そうね、変な蟠りが出来るのだってゴメンだし。刀真ならそう言うってわかってたしね。あ、気になるものがあれば、全部見てくれて構わないわよ。変に疑われるくらいなら、よっぽどその方がマシだし」
悠奈は刀真にウインクを再びしつつ、修平にそう伝えた。そして、刀真はそれを軽く避けつつ修平の返答を伺っていた。
「わかった。……じゃあ、遠慮なく見させてもらうぞ」
悠奈は、この時≪リピータズコード≫では無く≪R:CODE≫となっていて助かったと思っていた。
刀真が真島に見せた時にも思っていた事だ。そして、信用を得られるのなら、クリア条件だろうと、特殊機能だろうと他の情報は何一つ隠すつもりなど無い。修平はその辺りを承知の上でPDAを調べていた。
……そして、やがて刀真も言っていた物騒なメッセージ。メールに反応していた。
「『プレイヤーナンバー4と遭遇し、以後24時間共に行動せよ……』 そうか、だから悠奈はオレのプレイヤーナンバーが知りたかったのか」
「ええ。そう言うこと」
「ん。オレの方を確認すれば、オレも必要だって判る」
「『プレイヤーナンバーJと4に遭遇し24時間共に行動せよ……。』殆ど内容は同じ、だな」
修平は刀真のメール文も読み上げると納得していた。
内容文を見れば、刀真の方がやや難しいと思えるが、初めに悠奈と刀真が出会った以上は同じ難易度だ。後はナンバー4のプレイヤーに会えば良いだけなのだから。
「そうだ。オレも必然的に悠奈と行動を共にする事になったんだよ」
やれやれとしている刀真。
ちょっと、ムカつく!と思えたがとりあえず悠奈は平然としていた。自分より色々な意味で遥かに上であるからだ。
「でも、どうしてなんだ? オレにはこんなメールは来ていないし、それに悠奈の条件は『最終日までの生存』 刀真の条件は『PDA5台以上の所持』の筈だろ? なぜ、2人にだけ条件には全く関係無い、こんな指令が送られてきてるんだ?それに≪R:CODE≫って……?」
修平の疑問は全てごもっともだ。
まだ、自分以外のプレイヤーに出会ったのは、この2人だけだから、まだ結論を急ぐには早いとは思えるが。
「それが、判れば話は早いんだが……。ここにつれて来た連中に聞けない以上は答えようがないが」
「そうよね。それに、怖すぎるじ
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