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虹色の騎士団
第1話〜過去〜
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て追っかけられるよりはなん億倍もマシだ。
とにかく、俺は何かと人間を嫌ってる小悪魔さんって事だ。

キーンコーンカーンコーン。

『教室』

くらま「なぁくろん...お前の武器って...見た事ないんだけど。」

ざわざわ...。

くろん「あぁ俺ね...俺は平和主義だから武器持ち歩いてない...お前らみたいに武器マニアじゃあるまいし。」

ガタンっ!!!

くらま「おい...それは聞き捨てならねぇよ...撤回しろ。」

クラス中の奴らが俺を怒ったその目で見る...なにが聞き捨てならんだ、なにが撤回しろだ...。
失敗作殺そうとしてる奴らの事マニアって言ってなにが悪い...頭に血が上りすぎだ...本当にこれで戦えるのかよ。
だいたい戦闘ってもんは戦術、戦法を使う...頭使うだろう?それとも記憶能力がないとダメってか?
だったら良いよ、記憶能力がなくてもお前たちの記憶全部消して容量を増やしてやろうか?
とまぁ、俺はこんな感じで割と中身は黒い。くろんって名前もぴったりだ。しかしやはり外に出すわけにはいかん。

くろん「...悪い。」

くらま「分かればよろしい。」

こんな世界、潰れろ。

ドカァァァァァァァァァァァァァン...

くろん「え...いや今の嘘だから。」

くらま「あぁ!?なんだとぉ!?」

くろん「あぁいやそっちじゃないって!つか...なんだ...あれ。」

俺たちがいる学校からほど離れた場所に危険度レベルマックス級のメモリーが湧いた。まぁ簡単に言ってるがやばい。
...魔人...魔人ゲネポス...なんで...こんな奴が、こんな時に、こんな場所で湧くんだよ...おかしい。
魔人ゲネポス、人類がこのゴッドアースのくるなん万年も前に現れた絶望メモリー...きっと火星なんて軽く潰せる。
しかし火星や月は脆い。この世界、いや、この星は壊れるっちゃー壊れるが言葉に表せないくらい頑丈。
専用の道具でないと簡単には壊れないから良いとして。それとは別に建物は火星なんかよりも脆いわけだ。
だ、だから...その、この辺り多分吹っ飛ぶ。しかしゲネポスがとんでもない攻撃を出さない限り簡単には壊れない。逃げるなら今しかない。

くろん「おい、くらま、お前どうするんだ?」

くらま「っへ、行くに決まってんだろ!」

クラスメイトB「し!死ぬなよ!みんな地下に避難するぞ!...さっさとくろんも来いよ!」

くろん「...あぁ...」

『外』

くらま「行くぞてめぇら!」

ここらの武器使いの首背負ってる俺だ、こんな魔人に負けはしない...ただ、嫌な予感だけはする...

ゲネポス「死ね、人間、ここは俺たちメモリーの星なんだよ。」

流星群!!!
ドカァァァ
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