第四十四話 上村大尉!演歌の花道!!その六
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「だってお水だと濡れるし」
「新体操はそのままの服だとな」
「軍服だと出来ないよな、ちょっと」
「それでか」
「そうした種目の時はなんだな」
「そうよ、違うわよ」
こう言うのだった。
「そうした時はね」
「じゃあ次の種目水泳系がいいな」
「あと新体操な」
「その時はヒロインの水着、レオタードでな」
「楽しめるしな」
視覚的にだ。
「是非にだよ」
「そうした種目で勝負したいな」
「俺達も観たいしな、あんたの水着姿やレオタード姿」
「是非な」
「またそうした方向にお話持って行くのね」
やれやれと返した瞬だった、いつも通りの態度の二人に。
「全く」
「いや、水着とかレオタードとか普通に観たいだろ」
「アイドルのグラビアでも定番だろ」
「こんなの誰だってなるぜ」
「下着にだってな」
「まゆゆやさしはらさんだとブルマにもなってくれたし」
「それ位は普通だろ」
ファんサービスではだ、確かにアイドルでもアニメでも普通に出る姿だ。
「だからそうした種目でも勝負だよ」
「そうした格好になる種目な」
「よし、今度はそれでいくぜ」
「水泳とか新体操だよ」
煩悩全開で言う二人だった、そうした話をしつつだった。
三人で勝負のことを決めた、そして。
二人は勝負の日の当日だ、まずは近鉄八木駅から降りてその駅前にある商店街を歩いた。丁度ヤマトーに行く方だ。
そのシャッター街を見回してだ、二人で溜息混じりに言った。
「寂しいな」
「ああ、本当に寂れてるな」
「作者もここでかなり遊んだけれどな」
「その時と比べたらな」
「もう見る影もないぜ」
「どの店も閉店でな」
まさにそうした状況だ。
「向こう側、百貨店の方もな」
「カプリチョーザやブックオフは閉店になってな」
「塾は残ってても」
「閉店が目立つな」
「ここも結構賑わってたのに」
「悲しいことになってるな」
また書くがこのことは近鉄線全体で言えることだ。
「桜井もっと酷いしな」
「全店シャッター化でな」
「作者が行っていた、前を通ったことのあるお店全部閉店状態でな」
「商店街のところはな」
「もうボーリング場までな」
「ずっとシャッターだぜ」
この文章を書いている五年前のことだ、久しぶりに桜井駅の商店街に行ってその有様に唖然となった次第だ。
「ちょっと行ったらそうでもないにしても」
「駅前は酷いな」
「あと桜井のブックオフも閉店してな」
「八木のその店と統合して車道沿いにあるぜ」
丁度桜井と八木の中間辺りにだ、この統合はいいかも知れないがだ。
八木駅の商店街を見るとだ、実にだった。
「本当に店減ったな」
「嫌になるな」
「ニチイもなくなったし」
「それも寂しいな」
「近鉄百貨店はまだあ
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