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ホウエン地方LOVEな俺がゲームの中に吸い込まれちゃった
サマヨールとユウキ
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昨晩はお楽しみでしたねなんてノリで言って、サマヨールをモンスターボールに戻した。しかしスイッチが入ったサマヨールの顔は生き生きとしていた。そこにはいつもの無表情では無くゴーストタイプの『怖さ』があった。やはりゴーストとしての本質は其方にあるのだろう。
「…………」
徐々に野次馬が増える中、ユウキは目を周りに向けてみる。
ゲンガーがボロボロになって倒れ、ヤンデレ幽霊は凄惨な光景と絶望を体現したサマヨールを見て気絶しており、いたみわけによって崩れたビルの破片があたりに散らばっていた。
「えぇっと……こういう時なんて言えばいいんだっけ」
某8時から全員集合する人達のリーダーは確かこんな感じで言っていた気がする。
「駄目だこりゃ」
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