『A Violent death』
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変死迄の辛く苦しい時間、長くて暗い君の生きた世界の物語。
何処をどう見たところで、調べ上げたところで、真実は無い。
きっとずっと隠されたまま。
密かに裏の世界で覆われたまま。
導き出せぬ真実。
どうやって息の根を止めようか、正当に闘えるのか、勝つ見込みはあるのか...
あの日の、あの朝。
あの日の、あの夜...
君を殺させはしないと強く想った。
その度に追い詰めた?
罪の無い死を許す事は認めない。
残酷過ぎる。
ただただ奪うだけが生き甲斐の奴なんかに奪われたく無い。
結局、君を守れなかった僕達は君の死を受け入れられず...
君の死から逃げてしまった...
目を逸らしてしまった...。
君を襲った悲劇を悲しみ、恨み、憎み、呪った。
そして結局また死を招いてしまう。
君は死んでも死にきれない想いをしたね、きっと。
更に悲しませてしまったね、きっと。
すべてが創られた虚像世界だったかの様に、何事も無く帰らされ...
大切な人を守る為にした事、其れが違う別の誰かを傷つけるなら...
もし自分達の罪に気付かず過ごしてる人が居たなら、其れは許される事なのか...
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