ハイスクールD×D×D 2
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には不適格だと発言した。それに関して私の方でも調査してが、あまり否定はできないね。だが、ゲームで強さは見せてくれた。だから、ライザー君にチャンスを与えようと思ってね。僕からの刺客を倒せば、魔王公認だ。誰にも文句を言わせない」
「その刺客がオレだ。分かりやすくてシンプルだろう」
「ふん、逃げ出した奴がオレに敵うとでも思っているのか」
「主に好きにしろって言われたから。特訓の成果って奴を確認させてもらっただけだ。まあ、想像どおりの結果だったけどな。オレが居ても結果自体は変わらなかっただろうけどな。逆にオレ単騎なら負けはしない」
「たいした自信だな」
「自信?違うな、事実だ!!」
「ゲームのフィールドは既に準備できている。5分後に始めるよ」
話し終えたサーゼクス様が下がり、ソーナ先輩と元士郎が傍にやってくる。
「何をやってるんですか。ゲームに居ないと思ったら」
「いや、性格の不一致が酷過ぎてまともな手を打っていたらどうしようもないもんで。なんだかんだで、嫌いな奴との結婚なんてさせたくはなかったんで、セラフォルーさんに相談したらこんな具合に」
「セラフォルーさんに相談したのはすぐに分かったよ。あんなポーズやセリフの時点で」
「まだ、マシだぞ。マッハの方で変身後の名乗りまで指定されちまった。無論、ポーズ付きで。練習もさせられた。もうお婿にいけねぇ」
手で顔を覆い隠して泣き真似をする。あの人の奇行には慣れてるから大して恥ずかしくもないんだけどな。
「それで、どうやるつもりなんですか?」
「初っ端から紅葉おろしで行こうかと。面倒なんで」
「げぇっ、あれかよ。かわいそうに」
「あの、先輩」
上着の端を摘まれて振り返ると小猫ちゃんがそこにいた。
「どうしたの?小猫ちゃん」
「その、大丈夫なんですか?」
「ああ、余裕余裕。変に油断しない限りは大丈夫だよ。生身のままだと仕留めきれないかもしれないけど、ちゃんと準備してあるし。それは魔王様方にも確認してもらってるから。ああ、そうだ、小猫ちゃん。強くなりたいなら元士郎にメニューを組んでもらうといいぞ。小猫ちゃんと同じでパワーファイターだから。重量物で殴り飛ばすのが得意だけど、素手でもかなり強いから。小猫ちゃんのスペックアップ版が元士郎だから」
時間になったのでそれだけを告げて転移魔法陣に飛び込む。フィールドはコロシアムで、向こうは眷属も全員固まって怒気を放っている。セラフォルーさんに比べればそよ風に近いけど。オレはクラウチングスタートの構えをとって、スタートの合図を待つ。グレイフィアさんの説明が続く中、いつでも走り出す準備をする。
『それでは、試合開始』
「禁手化!!」
赤龍帝の鎧を纏うと同時に脚
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