第7章 大魔闘演武編
本当の家族
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大鴉の尻尾《レイヴンテイル》の大会出場権を3年か剥奪とします。』
『当然じゃ。』
やっぱそういう結果になったか。
『さて、何とも後味の悪い結果となりましたが、
続いて第四試合、本日最後の試合です。
妖精の尻尾Aコージ&ウェンディVS
蛇姫の鱗ニスイ&シェリア!!!!』
来たか!
「改めて、着替え完了です!」
「いくぜ!!」
「頑張れよ。」
俺とウェンディに、ナツさんがそう言ってくれた。
「頑張っちゃうよー!」
「やってやろうぜ!!」
こちら、蛇姫の鱗の方では、シェリアとニスイがそう言う。
「奴等はまだ2人の強さを知らんようだな。
グレイの驚く顔が目に浮かぶ。」
リオンはそう言うが、
頭の中に出てきているイメージはジュビアが驚いているイメージだった。
「違うモン浮かんでるぞ(汗)」
ユタカがツッコミを入れる。
「おおーん!靴下の仇は2人がとってくれたぁ〜!」
トビーは泣きながらそう言う。
実は2日目のバトルでとびーはクロヘビに負け、靴下を破かれたのだった。
「思いっきりやってきなさい。」
「はい!!」
「もちろんだぜ!!」
ジュラの声に2人はそう言い、闘技場へ行った。
「お兄ちゃん。」
「ん?」
「この新しいリボン・・・ありがとう。」
「おう!お前が喜んでくれたんなら、俺もうれしいぜ!!!」
「よーし!頑張るよー!!」
シェリアは走りながらそう言い、闘技場へつく。
「お、おいシェリア!そんなに走ったら・・・」
ドタン!
「きゃうっ!!」
「ほら見ろ!」
シェリアは転んでしまい、観客達は大笑いする。
「笑ってんじゃねー!!!!」
ニスイが怒鳴る。
「あ・・・あの、大丈夫ですか〜?」
「おい待てウェンディ!」
バタン!
「あう!」
「やっぱりな〜・・・。」
ウェンディが転んだ。観客達は笑いが止まっていない。
「笑うんじゃありません!」
つい俺も怒鳴ってしまう。
「よ・・・よろしくお願いします。」
「うん。よろしくね。」
2人はそう言う。
「もう大丈夫か?」
「気をつけろよ、たく。」
俺とニスイさんはそれぞれ倒れたパートナーを起こす。
「「ありがとう、お兄ちゃん。」」
2人は礼を言う。
「「・・・ん?」」
その言葉に俺とニスイさんは振り向く。
「お前が言ってた妹って・・・」
「もちろんこの子だ。そういうアンタも・・・」
「ああ。」
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