暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
本当の家族
[7/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
大鴉の尻尾《レイヴンテイル》の大会出場権を3年か剥奪とします。』

『当然じゃ。』

やっぱそういう結果になったか。

『さて、何とも後味の悪い結果となりましたが、
 続いて第四試合、本日最後の試合です。
 妖精の尻尾(フェアリーテイル)Aコージ&ウェンディVS
 蛇姫の鱗(ラミアスケイル)ニスイ&シェリア!!!!』

来たか!

「改めて、着替え完了です!」

「いくぜ!!」

「頑張れよ。」

俺とウェンディに、ナツさんがそう言ってくれた。



「頑張っちゃうよー!」

「やってやろうぜ!!」

こちら、蛇姫の鱗(ラミアスケイル)の方では、シェリアとニスイがそう言う。

「奴等はまだ2人の強さを知らんようだな。
 グレイの驚く顔が目に浮かぶ。」

リオンはそう言うが、
頭の中に出てきているイメージはジュビアが驚いているイメージだった。

「違うモン浮かんでるぞ(汗)」

ユタカがツッコミを入れる。

「おおーん!靴下の仇は2人がとってくれたぁ〜!」

トビーは泣きながらそう言う。
実は2日目のバトルでとびーはクロヘビに負け、靴下を破かれたのだった。

「思いっきりやってきなさい。」

「はい!!」

「もちろんだぜ!!」

ジュラの声に2人はそう言い、闘技場へ行った。

「お兄ちゃん。」

「ん?」

「この新しいリボン・・・ありがとう。」

「おう!お前が喜んでくれたんなら、俺もうれしいぜ!!!」

「よーし!頑張るよー!!」

シェリアは走りながらそう言い、闘技場へつく。

「お、おいシェリア!そんなに走ったら・・・」


ドタン!


「きゃうっ!!」

「ほら見ろ!」

シェリアは転んでしまい、観客達は大笑いする。

「笑ってんじゃねー!!!!」

ニスイが怒鳴る。

「あ・・・あの、大丈夫ですか〜?」

「おい待てウェンディ!」


バタン!


「あう!」

「やっぱりな〜・・・。」

ウェンディが転んだ。観客達は笑いが止まっていない。

「笑うんじゃありません!」

つい俺も怒鳴ってしまう。

「よ・・・よろしくお願いします。」

「うん。よろしくね。」

2人はそう言う。

「もう大丈夫か?」

「気をつけろよ、たく。」

俺とニスイさんはそれぞれ倒れたパートナーを起こす。

「「ありがとう、お兄ちゃん。」」

2人は礼を言う。

「「・・・ん?」」

その言葉に俺とニスイさんは振り向く。

「お前が言ってた妹って・・・」

「もちろんこの子だ。そういうアンタも・・・」

「ああ。」


[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ