暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
本当の家族
[2/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
れからもう7年も経ってるんじゃぞ。』

『けどよ。』

『この7年の間、「その情報」が漏洩した形跡がない。』

『そんな事、言いきれねえだろ?』

『いや・・・間違いない・・・
 その情報を他言する危険性を奴は十分に理解しておる。』

『何だよその情報ってのは?』

『知らずともよい。どんなギルドにも触れてはならぬ部分がある。』

『・・・・・・。』

『この7年・・・・・・イワンは悪さをせず、
 ウチのメンバーへの危害等もなかったと聞く。
 奴が動かぬ限り、ワシも事を荒立てるつもりはない。』




























「・・・・・・多分ジジィは、
 心のどこかでアンタの事を信じていたんだろうな・・・親子だから。」

「ふーん・・・。」

「黙れェ!!!!」

イワンは大量の人型の紙を放ち、ラクサスに襲い掛かる。

「ほい!」

シャンディーは水の壁を出し、それを防いだ。

「余計だった?」

「・・・・・・いや・・・。」

「俺はこの日の為に日陰で暮らしてきたんだよォ!!!!
 全てはルーメン・イストワールを手に入れる為!!!!」

イワンは大声でそう言う。





『(ラクサスは無事なのか!?)』

またフリードさんだ。

「(はい。今シャンディーが防いでくれました。)」

『(そうか・・・。)』

フリードさんは少し落ち着いたようだ。

『(でもよ・・・大鷲の尻尾(レイヴンテイル)メンバー全員いるんじゃあ・・・)』

ウォーレンさんが不安そうにそう言う。

「(心配ないですよ。ラクサスさんは強いですし、
 それに奴らが、シャンディーの実力及び正体が知らなかった事が
 多分負けになると思いますよ?)」

俺はそう言う。











「7年間危害を加えなかっただぁ?当たり前だろ!!
 残ったカス共がルーメン・イストワールの
 情報を持ってるハズがねえからな!!!!」
 ギルドの中も!!(マグノリア)も!!天狼島も!!
 ギルドゆかりの場所は全部探した!!それでも見つからねえ!!!
 ルーメン・イストワールはどこだ!!?どこにある!!!!
 言えぇぇっ!!!!ラクサスゥゥ!!!!俺の息子だろォがァァァ!!!!」

「うるさい人・・・。」

イワンの大声にシャンディーは呆れる。

「マスター・・・そろそろやったほうがいいですよ?」

「ああ!!!!やれ!!!!ミーズ!!!!」

「ひひひ・・・では、はぁぁぁぁっ!!!!」


ブホン!フゥー・・・・


「「!!!」
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ