暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンゼロ〜救世主達〜
第47話 水没した図書館
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のチャージを終えていたゼロが至近距離で繰り出す。

「ブリザードアロー!!」

冷気弾から氷弾が数発放たれ、ビブリーオに直撃する。

「うぎぃいいい…っ!!」

弱点の氷属性を連続で喰らい、ビブリーオは痛みに悶えながらも血走った目でゼロとルインを睨む。

「ワイヤーショット!!」

今度はビブリーオが尻尾で素早くパンチを繰り出してくる。

しかしゼロとルインはそれをかわすとセイバーとハルバードを振るった。

「斬鋭弾!!」

「アイスブロック!!」

氷属性の斬撃と氷塊が繰り出され、ビブリーオに直撃させる。

このままではやられると思ったのか部屋にある穴に入り込む。

「しまった…!!」

逃げられたと思ったが、時折穴から飛び出しながら電撃弾を放つところを見るとそうではないようだ。

「一体何を企んでいる……?」

訝しげにビブリーオの妙な行動を見るが、どんどん増えていく電撃弾に見ていられなくなり、回避行動に徹しなければならなくなる。

全ての電撃弾を回避して床に着地した瞬間。

「今だ!!エレクトリックケージ!!」

尻尾から部屋の壁、床、天井全体に電撃を走らせる。

「ぐっ!?」

「ううっ!?」

「ひぃっひひひひひっ!俺のエレクトリックケージは並みの戦闘用レプリロイドなら一撃で破壊出来る威力を持っている!これで終わりだ!Vレーザー!!」

尻尾からV字状のレーザーを連射し、二人が直撃を受けて爆煙がゼロとルインを包み込んだ。

「ひ…ひひ…っ、データまで壊したかもしれないが…ま…まあ…奴らの手に渡るくらいなら」

次の瞬間、煙からゼロとルインが飛び出してきた。

「!?」

「てやっ!!」

「はあっ!!」

オーバードライブで強化したハルバードとチャージセイバーを叩き込み、ビブリーオをX字に斬り裂いた。

「あ、あの攻撃を受けて…い…生きて…何だ…何なんだお前ら…!バイル様に逆らうのが…怖くないのか…!?い、イカレてる!!ひゃあああああああっ!!」

断末魔の叫びを上げながらビブリーオは爆散した。

それを見届けたゼロはデータディスクが無事であることを確認し、レジスタンスベースに通信を繋げた。

「ミッション終了。転送してくれ」

『了解、転送します』

転送の光に包まれた二人はレジスタンスベースへと転送された。

「転送終了まで…2…1…転送!!」

ゼロとルインが司令室のトランスサーバーに出現した。

「お疲れ様でした」

ゼロとルインがトランスサーバーから出ると、シエルが駆け寄ってくる。

「二人共…ありがとう…。回収してくれたデータは今、全力で分析にかけてるわ…。過去のデータを分析すること
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