第47話 水没した図書館
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…。」
「ビンゴ、このデータをシエル達に頼んで解析すれば、バイルについて、更に情報が手に入るかもしれないね」
「そうだな、次はオメガのデータだ。急ぐぞ」
部屋を出て、次はオメガのデータがある扉の方に向かう。
幸い、オメガのデータのあるエリアの扉はすぐ近くにあり、中に入るとオメガのデータが入ったデータディスクを発見した。
「ファイルナンバー815156−−オメガ−−。Dr.バイルに造られた究極のレプリロイド…。ダークエルフと組み合わせることにより、恐ろしい力を発揮する。妖精戦争の悲劇を繰り返さぬため…宇宙へ追放される…。」
「このデータを解析すれば、オメガについて更に情報が手に入るかもしれない………。次はダークエルフのデータを回収に向かうぞ」
部屋を出てすぐ近くにある扉に入ると、ダークエルフのデータが入ったデータディスクを回収した。
「ファイルナンバー351848−−ダークエルフ−−。正式名称:マザーエルフ。製作者不明。元々……イレギュラープログラムを元に戻し……イレギュラーを救うために造られた…サイバーエルフであったが……レプリロイドを操るため…プログラムを自由に書き換えることが出来るよう……Dr.バイルによって改造された………改造されたマザーエルフに操られたレプリロイドが組織的に戦うことにより…戦争は終結を迎えたが…その強大な力が悪用されることを恐れ、封印される。」
「ダークエルフ…エルピスが言っていたように最初から邪悪な存在じゃなかったんだね…。Dr.バイルが余計なことをしたせいで…このデータを解析すればダークエルフのことについて他にも何か分かるかもしれないね」
部屋を出て、最後の妖精戦争のデータがあるエリアの扉を探すと少し離れた場所に緑、青、青の順で並んでいる扉を発見した。
アーマーのサーチ能力も反応しているため、間違いないだろう。
扉を開け、中に入ると妖精戦争のデータが入ったデータディスクを回収した。
「ファイルナンバー945388−−妖精戦争−−。…………………ん?何これ?…えっと…戦争の終わり……サイバーエルフ………………使用され………………これ以後………………妖精戦争…………………ダークエルフ…………と…そのコピーである………………使用に……………………………力を増幅……同時に………………………………することが、可能に………からは……………………の……最悪の……………………戦争は、……………………終結…………………………ほぼ90%………………………………した………ああもう、データが破損してて全然分かんない。シエル、何とか出来ない?」
『そうね…多分、ベースでなら修復出来ると…思うわ……ありがとう…二人共…』
「うん、それじゃあ私達もそろそろ戻るよ。転送を…
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