『Wander』
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僕はきっと永遠に何かを求めては彷徨いゆくだろう。
僕の自由を奪ったあの人も、きっと何処かでまた誰かを苦しめてるんだろう。
ほんの僅かすら薄れる事の無い殺意に犯される脳と心。
ふとした時、予期せぬ時にアナタは僕を蝕んでく。
蕾にすら上手に成れなかった。
蕾に成る前にアナタは僕を引き千切った。
花や実など成るワケが無い。
何事も無かったかの如く過ごしてくのは無理で、でも、何事も無かったかの如く過ごすしかなくて。
そんな何気ない毎日が何気ない地獄だって事、本当は誰にも解ってないだろうなって...
常に脳内を支配しては漂う暗黒の記憶。
イカレそうになる自分が怖いって自分、其れを必死で止める自分、冷めた目で銃口向ける自分...
一体どれが本来の姿をした自分...?
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