第40話 聖祥美少女総選挙(前準備)
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アイツ自分がいじられるのは嫌うだろうし」
「そうなったら逃げないように当日連れてきて」
「そうだったら全員逃げるような気がするんだが………」
「桐谷君、それをなんとかするのが2人の役目よ」
「「………………」」
「それ以外の準備を私達がやるから、2人ともしっかりね」
俺と桐谷は不安しか思わなかった……………
次の日………
『聖祥美少女総選挙!あなたも是非エントリー!!』
学校の掲示板にあちこち貼られていた。
そして小さく、
『推薦も受け付けています』
…………これなら確かに少ないだろうな。
気づいた人がいてもあくまで噂になりそうだし。
「へぇ、一体誰が出るんだろうね?」
「さあ?フェイト、アンタ出たら?人気あるんだし、No.1になれるんじゃない?」
「ええっ!?私はいいよ………」
「知らんとは幸せやな…………」
「はやては諦めたのか?」
「あの会長から逃げれへんと思うしな………」
意外とすぐ折れたな。
これなら結構楽かも。
「まあ、はやても結構可愛いからどっちにしても推薦あると思うけどな」
「そ、そうやろか…………?」
「ただ、その性格をどうにかしないと一部の男子にしか人気は出ないだろうな」
「一言余計や!!」
はやては久々に取り出したハリセンで俺を思いっきり叩いた。
大きい音がその場に響く。
「相変わらずいい音がなるな」
それに全然痛くないし。
「フフフ、そやろ。メンテにも抜かりなしや!!」
「メンテ必要だったんだな…………」
一体何でハリセン作ってんだか………
「まあそれに結構おもろそうやし………」
何だかんだ楽しみでもあるはやてだった………
次の日…………
「何で私達の名前があるのよ!!」
朝、フェリアと共に学校に来ると、いきなりアリサの声が響いた。
まだ教室なら別に構わないのだが………
ここは昇降口なのである。
1年、3年の目がとても痛い。
本人は気づいていないみたいだけど………
アリサは昇降口入ってすぐにある掲示板の前で騒いでいる。
恐らく、人気総選挙についてだろう。自分は出ることが無いと思っていたのか、大いに驚いてるのだろうな。
「というよりみんなだね…………」
すずかがそう呟き、一緒にいたなのはとフェイトも掲示板に駆け寄る。
「本当だ………」
「私の名前まである………」
因みにはやて、フェリア、加奈の名前もちゃんとある。
「一体どういうことよ!!」
そんな時、階段から怒りを露にしながらこっちに来る加奈。
「何で私達の名前が
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