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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
団結!!
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「あれは特別だとしても・・・」
「一万ってのはね・・・」

エバーグリーン、リサーナ、カナがそう言う。

「今、城では大規模な作戦が遂行されておる。『エクリプス計画』」
「エクリプス?」

前日にシリルたちからエクリプスについて聞いていた妖精の尻尾(フェアリーテイル)の面々は聞き覚えのある単語に反応している。

「この作戦の目的は、一万のドラゴンを一掃するというもの」
「一掃って、本当にそんなことできんの?」

カナの最もな疑問。他の魔導士たちも皆同じように考えており、トーマも険しい表情になっている。

「それはなんとも・・・相手は大群ゆえ必ず数頭、あるいは数百頭が残ると推測される」
「まぁ、そうなるじゃろうな」

トーマの言葉に納得した様子のマカロフがそう言う。

「魔導士ギルドの皆さん。どうか私たちに力を貸してください。生き残ったドラゴンを皆さんの手で倒してほしい。この通りです。この国を救ってください」

そう言って深々と頭を下げるトーマ。それを見た魔導士たちは驚いた表情を浮かべたが、すぐにそれに対して反応を見せる。

「「「「「オオッ!!」」」」」
「当然だ!!」
「任せとけ!!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
「怪物なんかにやられるかよ!!」
「「「「「オウッ!!」」」」」
「魔法と共に歩んだこの国は」
「俺たちの国だ!!」
「絶対に守ってやんよ!!」

高々と拳を掲げ、思い思いの言葉を言っていく魔導士たち。それを聞いたトーマは頭を下げたまま、感激の涙を流していた。

「私たちの仲間が王国軍に捕らわれているのだが」
「無事です。先程、姫と合流したとの報告が」

エルザが近くにいる王国の兵隊にルーシィたちのことを聞くと、無事だということが確認できたため、みんな安堵の息を漏らす。

「おし!!もう一暴れするか!!」

全身包帯でグルグル巻きにされており、ミイラのようにも見てとれるガジル。だがやる気は十分なようで、士気は高いように感じる。

「相手はドラゴン」
滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)の俺たちの出番というわけだな」
「楽しみだな!!ドラゴン狩り!!」

スティング、ローグ、グラシアンの三大竜は自分たちの力を発揮できる場面だと確信し、気合いを入れている。レクターとキセキ、フロッシュのエクシードトリオは相棒たちの活躍の場とあって楽しみでしょうがない様子。

「お嬢は?」
「さぁ?」

剣咬の虎(セイバートゥース)の女魔導士、ミネルバの姿がどこにもないことにルーファスとオルガが気づき、そんな会話をしていた。

「全てのギルドの意志が1つに」
「なんて素敵な香り(パルファム)

一夜とニチヤは全魔導士の意志が統一されたことに嬉
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