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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
団結!!
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、ハッピー、セシリー、ルーシィの6人。一緒に救出に向かったミラジェーンは、はぐれてしまったユキノを探すために城の中を探し回っており、一方のナツ未来から来たローグと交戦していた。

「すごいところに出くわしちゃったわね」
「扉が開くとこみたい」

シャルルとウェンディがそう言う。現在城では、ある計画のためにエクリプスの扉の開門が行われていた。

「あれ?ロキがいないよ?」
「本当だ〜」
「扉の近くでは、魔法が使えんからな」

周りをキョロキョロと見回し、先程まで一緒にいたロキを探すハッピーとセシリーにリリーがそう答える。その隣にいるルーシィは、先程未来のローグが言っていたことを思い出し、少々浮かない顔をしていた。

「隠れている必要はない。出てきなさい」
「「?」」

白い鎧に身を包んだアルカディオスが隠れているウェンディたちに声をかける。

「オイラたち何にも悪いことしてないぞ!!」

草むらから飛び出すようにしてハッピーがそう叫ぶ。

「アルカディオスと大臣が一緒にいるってことは・・・」
「色々事情が変わったのです」
妖精の尻尾(フェアリーテイル)・・・」

国防大臣ダートンは当初エクリプス計画に反対していたのだが、フィオーレ王国の姫ヒスイの話を聞き、今回のエクリプス2計画に参加することとなった。それにともない、アルカディオスとも和解し、現在に至るのである。
ウェンディとルーシィたちは話を詳しく聞くためにヒスイたちの前にやって来る。

「この度は申し訳ありませんでした。今は緊急事態のため、正式な謝罪は後日改めて」
「お姫様だ、シャルル、セシリー」
「えぇ」
「綺麗な人〜」

ルーシィの拘束、奈落宮へと落としたこと、それらに対する一時的な謝罪をするヒスイ。しかし、ウェンディはこの国のお姫様に会えたとあった少々興奮気味の様子。

「それと、大魔闘演武優勝おめでとうございます」

軽く会釈をし、祝福の言葉を送るヒスイ。それを聞いたウェンディたちは一瞬で笑顔になる。

「優勝!?」
「皆さんやったんですね!!」
「さすがだな」
「あのチームが負けるわけないもんね〜!!」

ハッピー、ウェンディ、リリー、セシリーがおおはしゃぎしながらそう言う。すると、大きな音がして、そちらを見上げる。
そこには開きつつあるエクリプスの扉があった。

「なんで扉を開いてるの?まだドラゴンは来てないのに」

ルーシィがいまだに姿を見せないドラゴンに対し、すでに扉を開けて待ち構えようとしていることに対して質問する。それを聞いたヒスイは横目でアルカディオスを見つめる。

「ドラゴンのことを?」
「えぇ。彼女らも事情を知っています」

一万のドラゴンが襲撃してくるというのはほとん
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