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FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
団結!!
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無事に表彰式も終了し、俺たちは応援してくれた仲間たちの待つ応援席へとやって来ていた。

「おかえり!!みんな!!」
「よくやったぞ!!ガキ共!!」

一番最初に俺たちに気付いたカナさんがこの上ない笑顔で俺たちを迎え入れ、それに続くようにマスターが両手を広げてそう言う。

「さすがだったな、ラクサス」
「俺たち雷神衆は信じてたぜ!!」
「お疲れさま、ラクサス」
「ああ」

ジュラさんとの戦いで大金星を上げたラクサスさんは、彼の親衛隊であるフリードさんたちにすぐさま囲まれている。

「やったな!!グレイ!!漢だ!!」
「おう!!」
「ジュビアもグレイ様とハイタッチしたい・・・」
「あれ?してなかったんだ」

エルフマンさんがグレイさんとグータッチしているのを見たジュビアさんが羨ましそうにその光景を見ており、リサーナさんがまだハイタッチしてなかったことに逆に驚いていた。

「つーか、ガジルお前どこから出血してるかわかんねぇな」
「なんかゾンビみたいになってるな」
「言えてる」クスッ
「お化けだぁ!!」
「うるせぇ!!」

レオンとの戦いのせいで大量出血をしているガジルさんを見たウォーレンさんやアルザックさんたちは、まるで肝試しに出てくるかのような彼の風貌に恐怖しているというか、面白おかしく笑っているというか・・・なんとも言いがたい反応をしていた。

「でも、ガジルが無事でよかったよ。もう死んじゃうかも思ってたから」
「勝手に殺すなよ」

なんだか泣きそうなレビィさん。ガジルさんは大きなお世話と言いたげな表情だったが、彼女が目頭を熱くしているのに気付くと、頭をポンポンと叩いていた。

「エルザ、あんた本当に大丈夫なの?」
「あぁ。全く問題ない」

傷だらけのエルザさんにカナさんが心配して声をかけるが、さすがはエルザさん。全く問題なく立っているように見てとれる。

「シリルもお疲れさま」
「よく頑張ったね。ケガ大丈夫?」

そして俺の元にやってきたのはラキさんとキナナさん。ケガと言われて一番俺が気になっているのはレオンの絶対零度を弾いた左腕なのだが・・・

「あんまり・・・大丈夫じゃないかも・・・」
「「えぇ!?」」

戦いの最中に壊れてしまったと思われる左腕はいまだに感覚が戻ってこない。まさかこれもう使い物にならないとか言われないよな?さすがにシェリアとウェンディに治癒してもらえば大丈夫かな?いや、大丈夫だろう・・・うん。そう信じたい。

「そういえば、王国の衛生兵(ヒーラー)がケガの治療してくれるらしいよ」
蛇姫の鱗(ラミアスケイル)のシェリアもいるだろうし、行ってみたら?」

なんと、最終日の治療には王国の兵隊さんたちも来てくれるらしい。4日目まではポー
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