暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?-B銃士と挑戦者〜Shooting down〜
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†††Sideアイリ†††
マイスターは監察課+監査課の研修で第39管理世界エルジアに行っちゃって、はやては休みだから家でのんびり。そういうわけで2人の融合騎であるアイリとリインは、準ロードのヴィータとシグナムにくっ付いて武装隊の仕事をすることに。
別の武装隊に所属してるなのはも、ここミッドの北西部・アンクレス地方っていう田舎の演習場に行く予定だったんだけどね。そして北西部の次元港に着いたら着いたで構内が騒がしくて、特に構内モニター前には人だかりが出来ていた。確認すれば騒ぎの原因は、リアルタイムで中継されてる犯罪組織の抗争だった。しかも神器が2つ確認できたから、さぁ大変。
(もちろん黙って見てるわけにはいかないよね!)
神器による事件や事故は、マイスターの心を傷つける。何故なら神器は、マイスターが人として生きていた時代に存在してた物だから。マイスターは過去が現代や未来を犯して、狂わせるのが大っ嫌い。だったらマシスターを愛するこのアイリが黙って放置するわけないんだよね。
「現着後、ヴィータと高町は牽制を頼む」
「おう!」「あ、はいっ!」
「リインとアイリは、連中が防御ないし回避したその隙に捕縛だ。神器持ちだからと言って魔法が通用しないわけではない、というのは既知だからな。神器に魔法が触れさえしなければそう難しくなく捕らえることが可能だろう」
「ヤー!」「はいですっ!」
シグナムからの指示にアイリ達は応じた。目的はあくまで確保で、戦闘じゃない。神器を使われての戦闘がどれだけの被害をもたらすのか判らないからね。で、ヴィータが「お前はどうすんだよシグナム」自分の役割を言わなかったシグナムにそう訊いた。
「我々が事件に介入することは、フィレスから担当の陸士部隊へと連絡してくれるが、やはりこちらからも現場担当に挨拶しなければ失礼だろう」
「緊急時はしょうがなくないですか?」
「リイン。私は局員である前に騎士だ。礼儀は大切にしたい」
「律儀だな、おい。ま、あたしら4人でサクッと片付けるから、シグナムがひとり抜けたところで問題じゃねぇけど」
「ヴィータちゃん。神器相手に油断や慢心は命取りだよ?」
「解ってんよ、そんくらい。あたしらはお前が生まれる前から神器と関わり合ってんだぞ、なのは」
まぁ、アイリ達は“エグリゴリ”のバンへルドと戦ったしね。だからその危険性はなのは達以上に理解してる。特にヴィータやシグナム、シャマル、ザフィーラは実際に殺されちゃった経験があるし。
「とにかくだ。神器持ちへの攻撃は全て神器へ。間違っても体には当てるなよ。殺害してしまったらこちらの罪人だ」
そういうわけで、アイリ達は空を翔けて現場へ向かってる。次元港から現場まで約20分の飛行の末、「現場視認
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