暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?-B銃士と挑戦者〜Shooting down〜
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とよく解る。ヴィータは「リイン! シグナムとユニゾンしろ!」リインに指示を出して、続けて「なのは! まずは・・・!」に声を掛けた。
「はいですっ!」
「うんっ! まずは銃使いだね! 了解だよ! 剣使いは押さえるから、その間に!」
どう見ても銃使いを先に片付けた方が良いよね。そういうわけで、なのはが射砲撃で剣使いを押さえ込んで、その間にヴィータとアイリが銃使いを近接戦で捻り潰す。え? 戦闘が目的じゃない? もうそんなこと言ってられない程にまずい相手だって。
「レイジングハート! エクセリオンモード!」
なのはの“レイジングハート”が槍のような形態に変形して、綺麗なサクラ色の魔力で出来た翼が展開された。アイリ、なのはのデバイスが一番綺麗って思うんだよね。翼がバサッてなる瞬間が堪らなく好き♪
「エクセリオン・・・バスタァァァーーーーッ!」
なのはが剣使いと銃使いの合間に向かって砲撃を発射。2人は迎撃じゃなくて左右に飛び退いて回避。そして銃使いはなのはに向かって、球体状じゃなくてホントの銃弾みたいな形状をした魔力弾を十数発と連射。
「ヴィータちゃん、お願い!」
≪Accel Fin≫
なのはがヴィータから距離を取って、銃弾を引き付けてくれるその間に、「アイリ!」ヴィータが銃使いへ向かって急降下。
『ヤー! 氷結圏!』
アイリと融合したことでヴィータの魔法や“アイゼン”に付加された氷結能力の効果をさらに増加させる魔法を発動。
「『シュワルベフリーゲン・アイス!』」
そして打ち出すのは、シュワルベフリーゲンに氷結効果を付加した射撃魔法、その数12発。狙いは銃使い本体じゃなくて周囲の地面。本命をぶちかます前にまずは行動範囲を制限するためにね。銃使いは慌ててなのはからヴィータの氷結弾へ向かって銃弾を連射して、いくつかを迎撃。迎撃されるってことは、ヴィータの神秘があの銃の神秘より負けてるんだね。
『砲撃で迎撃した方が早いのにね』
「なんか事情があんじゃねぇの・・・!」
迎撃しきれなかった氷結弾数発が銃使いの周囲に着弾して、ボフッと白煙を上げて氷の棘が花のように咲かせた。棘に包囲された銃使いは「なんだこら!?」って叫ぶ。それぞれの棘の長さは1mちょいあるから、破壊しないとその場から逃げれない。だから焦りまくってる。
「テメェを墜とせばそれで終いだろうが!!」
ライフルみたいに銃身の長い真っ白な神器の銃口がヴィータに向けられて、銃弾が連射されて来る。ヴィータは「遅ぇッ!」速度を緩めることなく銃弾の合間を縫うように突っ込むんだけど、『怖っ!』アイリはただ見ていることしか出来ないからかなりの恐怖なんだよね。
「アイリ! ぶちかますぞ!」
『ヤー!』
「『
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