第46話 エネルギー施設
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ボディチップを起動してエネルギーチャージを終えたバスターをコアに向けた。
「バーストショット!!」
火炎弾が亀裂が入ったコアに炸裂し、コアが砕けた。
コアを破壊されたことで装置は機能を停止し、装置が破壊されたことで、シャッターが開いた。
どうやらシャッターのロックと装置のコアは連動していたようであり、二人はシャッターを潜ると広い場所に出た。
トゲが敷き詰められた床を見て、ルインはHXアーマーに換装してゼロに手を差し出す。
「私が運んであげる。足場代わりになりそうなのはあるけど、不安定だからね。こっちの方が確実でしょ」
「ああ…では頼む…」
ルインに運んでもらい、トゲが敷き詰められた場所を突破して床に着地したが、メカニロイドが火炎放射を放っていた。
ルインがダブルセイバーを振るって貫通力のあるソニックブームを飛ばすことでメカニロイドを破壊し、奥にある梯子を駆け降りるとそこにはシャッターがあった。
シャッターを潜ると再び炉心を発見し、次の瞬間に光学迷彩で隠れていたメカニロイドが姿を現したのと同時に攻撃してきた。
「たあっ!!」
エアダッシュで突撃しながらダブルセイバーを振るい、メカニロイドを両断する。
ゼロはメカニロイドをルインに任せ、炉心のスイッチにバスターを構えてショットを連射する。
それを繰り返すと炉心のスイッチは全て押されたことにより、メカニロイドは出て来なくなりシャッターが開いた。
「よし、行こうよゼロ」
メカニロイドがいないことを確認したルインが先へ進むように促して二人はシャッターを潜り、奥にある梯子を駆け登る。
途中で天井に吊らされているメカニロイドがいたが、ゼロがセイバーで両断し、数回梯子を駆け登ると広い場所に出る。
メカニロイドと爆弾に気をつけながら先に進み、奥の梯子を駆け降りて、先程と同じように数回梯子を駆け降りるとトゲが壁に敷き詰められた場所に出た。
「ゼロ、落ちないでね」
「頼む」
ゼロの腕を掴んで全てのバーニアを限界まで噴かしてエアダッシュで一気に上昇して、トゲが敷き詰められた壁を越えて床に着地した。
奥にあるシャッターから高エネルギー反応があるので、恐らくはモニターで見たこのエリアのボスだろう。
扉を潜ると、中央の装置に何かのクリスタルがある部屋に出た。
「何…これ…?」
次の瞬間、この部屋に一体のレプリロイドが現れた。
「ホホホホホッ…あらあら!見てはいけない物を見ちゃったのねぇ…」
現れたのは中性的な顔立ちをした青年のレプリロイドである。
しかし彼の言葉遣いに対して昔からそういうのが苦手なタイプであるゼロは珍しく嫌悪感を見せた。
「……」
「ここは、ダー
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