ヤフキエルの脅威前編
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ダグラス社日本支部本社ビル・・・
「まさか、貴方が、今回の黒幕とはな、ダグラス社社長のブレント・ファーロング」
「フフ、その通りです。今回の騒乱は、私が、陸軍を動かしましたよ。米田一基」
「お前さんの目的は何だ?」
「只私は、嫌いなのだよ、帝都を偽善のまま守る彼女達帝国華撃団がね」
「何だと!!」
「まあ帝国華撃団が大事なお二人さんに良いもの見せましょう」
ブレント・ファーロングがそう言うと、巨大なスクリーンが現れ、帝都各地で戦う花組とヤフキエルとの戦いが写った。
「「こ、これは」」
「そうです今帝と各地では、ヤフキエルの戦闘デモンストレーションを行っています」
「相手は、帝国華撃団にして貰ってますが、おかしいですね、帝国華撃団最強の機体真双焔武が見えないですね」
ブレント・ファーロングは、そう言うが、米田は動揺は無かった。
「お前さんの目は節穴か、真双焔武なら、お前さんの配下である黙示録の三騎士と戦っているぞ」
「馬鹿な!!私の陽動に乗らなかっただと」
「だが、1対4で勝てるかな?」
「ついでに言うが7対4だぞブレント・ファーロング」
「なっ馬鹿な、帝国華撃団は陽動で、各地で戦っているはずだ」
「ああ、お前の策は成功したよ、だがなそれは、あくまでこちらの世界のだがな」
「どういう意味だ米田」
「お前さんは、俺と直哉の罠に嵌まったのさ」
「・・・」
「今真双焔武と、戦っている帝国華撃団はな、お前さんの計画を潰す為の俺たちの切り札なのさ、ブレント・ファーロング覚悟するんだな」
「おのれえええ許さんぞ、米田一基」
そのころレニとラチェットは・・・
織姫を救出する際、レニとラチェットはぶつかり合い、一事三つ巴になったが、レニの決死の説得により、織姫は正気に戻った。
「レニありがとう。助けてくれて」
「織姫僕やっとわかったよ、武蔵に突入して御柱の間で、直哉君が恐れた理由が」
「そうですね、私もわかった気がします」
織姫救出に成功した直後、今まで帝都各地に分散していたヤフキエルが、一ヶ所に集まり巨大ヤフキエルになり、ブレント・ファーロングを取り込んだ。
果たして二つの帝国華撃団は、ブレント・ファーロングの、野望を止められるのか?
そして、大神は間に合うのか?
そのころ上野にある寛永寺の地下深くに封印されていた物が、ヤフキエルの帝都中を蹂躙したことにより徐々に、封印が解かれていた。
その状況を知る者は、今はいない。
その封印された物の名は、江戸城と呼ばれていた。
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